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自家焙煎コーヒー豆通販専門店・富田屋トップページ > 珈琲新聞 > 暮らし > 2021年振り返り

富田屋の珈琲新聞

2021年振り返り

第236号
2021.12.01発刊
カテゴリー
暮らし

今年ももう年の瀬

今年ももう年の瀬だなんて本当に信じられませんね。とはいえ年の瀬だからと言って昔のように気忙しくなる必要も無いと思うのですが、なぜか気忙しいです。外国人もこんな気持ちがあるのでしょうか?

毎年、加速度的に月日が早く感じられますが今年も人生史上最速でした。コロナで人と会いにくい状況なのは出不精&コミュ障の洲脇家にとって嬉しい状況ではあります。が、人と会わない、しゃべらないとどんどん脳が退化し、毎日同じ24時間の繰り返しになりがちです。これはこれで楽なのですが、もう少し変化のある日々にも憧れます。

月日が早く感じられるのは毎日が同じ内容の1ページで、それが365日束ねられているから、データのように圧縮してまとめられて1年があっという間に感じられると聞いたことがあります。子どもの頃のように初めてづくしの毎日だと長い長い物語の一年になるんでしょうね。

は言え、いくつか変化もありました。

今の工房兼自宅前の蔵の改修が始まりました。日々様子が変わり驚いています。完成が楽しみな反面、その場所で仕事している姿がまだ想像できず、本当に仕事が出来るのか不安も感じます。
蔵の改修工事に関連して初のクラウドファンディングにも挑戦しました。いろんな方にご協力いただきましてありがとうございました。

また、娘の幼稚園も初。これまでの我が家の子は保育園や聾学校幼稚部だったので幼稚園は親にとってドキドキでした。しかもキリスト教の幼稚園だったので、家でお祈りの言葉を初めて聞いた家族はもう一回言ってと何度か聞かせてもらいました。上品で声を荒げない先生たちで、さすがだなぁと感心しています。

また11月に息子の手術がありました。
その前に息子が行きたがっていた冒険の森に連れて行き、レンタカーで初のキャンピングカーも体験しました。レンタカーって傍から見ると優雅に見えますが、かなり中はしっちゃかめっちゃかです。荷物が多い分、車の発進やカーブでテーブルの上の荷物が落ちたり動いたり、トランクから荷物を出すのも面倒な造りで何かを取り出すときも、あれはどこ? と探したり、5人で乗っていたので何か食べる時は1人が立ち食い状態だったり。でも、そんなのも楽しかったです。今度はキャンプもやってみたいです。

仕事に関しても初がありました。パソコン作業をある程度他の人にやってもらうという事も初めて挑戦しました。今まで自分だけがやっていたことを人に任せるというのは勇気がいりましたが、とても助かっています。そう考えると何人も社員のいる会社の社長さんは器が大きいんだなぁとつくづく思います。

珈琲定期船にお入れする3種類のコーヒーも5月の1種類を除いて他は全種類環境に配慮したコーヒーを仕入れることに成功しました。5月の1種類はブラジルのコンテスト1位のコーヒーです。これは世界で美味しいというコーヒーを純粋に楽しんでいただきたかったためです。

来年は家と工房が別々になります。20年目にして初めて工房に通うスタイルになります。家も工房も雑然としてしまいそうなので、整理整頓を今からでも習慣化して達成し、気持ちよく生活と仕事が出来るように頑張りたいです。

新工房は目の前にあるのですが、今みたいに富田屋への電話を常時取れなくなったり、昼ごはんは家に食べに帰るのか、荷物、郵便の受け取りはどちらでするべきか、などなど始まって見ないと分からないことだらけです。2階の図書室&みんなの第2の家がオープンするとまた生活スタイルも変わってくるかもしれません。
楽しさと不安が入り混じる今の出来上がり前の状態です。

人生も折り返し地点を通過したので、来年は人生の目的もしっかり考えていきたいなと思っています。

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