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富田屋の珈琲新聞

カフェクールルポさん小淵沢店へ

第257号
2023.09.01発刊
カテゴリー
暮らし

夏季限定のお店

8月11日、今井町にあるカフェクールルポさんが山梨県の小淵沢で夏季限定のお店を開店されました。(逆に夏季の今井町は暑いので休業されています)

春ごろに店主の上野さんから小淵沢店のお話を聞いた時は耳慣れない地名と何県にあるのかもあやふやな状況でした。が、お話をお聞きしていると避暑地で雰囲気もよく、とても良い所と分かってきました。いつか行ってみたいなとぼんやりと思っていました。改装工事がなかなか進まずオープン時期が決まらないようでしたが、とある日、オープン日が8月11日に決定とSNSでUPされていました(関係ないですがこの日は僕の誕生日でもあります)。カレンダーを見るとちょうど3連休! この日を逃すと何年後になるか分かりません。急遽、お祝いも兼ねて行くことにしました。家族内で行く人を募集すると長女が大学受験のため息子以外は居残り、息子との男二人旅となりました。電車で行こうかと思い調べると2人往復で4-5万円。むむむ~、車の長距離運転はつまらなくて苦痛で眠くなるので嫌でしたが、心を鬼にして車移動にしました。

小淵沢に入ってクールルポさんに近づくと、普通の町並みとは違う区画に入りました。お~、これが避暑地、別荘地か~と感激。お店に着いて車を降りると、やはりちょっと涼しくて、空気もスッキリしています。お店の前で上野さんが出迎えて下さいました。お店は以前の所有者さんがセルフビルドされた建物を活かして改修されています。玄関でスリッパに履き替え2階に上がるとすでに常連さんが居られました。いや、開店初日なので初めてのお客さんですね。とてもお店に馴染んでおられました。テーブルと窓辺のカウンターを合わせて10席ほどのお店です。大きな窓からは南アルプスが見えて、エアコンや扇風機は無くとも暑くは無かったです。時々、窓から入ってくる風がとても気持ちよく、その自然が奏でる気まぐれな風を何とも贅沢に感じます。

席につき、ランチを注文します。おかず2種は決まっていて、白神こだま酵母の朝焼きパン4~6種類から2個を選び、ドリンクも選べます。この日は地元のお野菜が使われた鳥のスープと野菜の酢の物。風景と風を楽しみながら、そして、虫や鳥の声に包まれながら食べる食事は最高でした。パンもお料理も今井町より少しだけ美味しく感じるのは水の違いでしょうか。水道水を飲みましたが、とても美味しくて驚きました。

お店の外に出て坂を少し上ると八ヶ岳が見えます。小淵沢近辺を車で移動するときも遠くに南アルプスが見えて何度もうっとりしました。くっきりと見えた時の山肌、うっすら霧の掛かった山肌、夕焼けの山、時々に表情を変えます。そして、夜には満点の星空。星がたくさんあり過ぎて、星座の大渋滞でした。あたりはほとんど光は無く真っ暗で息子は熊が出るのではと怯えていましたが。

小淵沢近辺には竹の造形美術館、清春美術館、温泉、えほん村、星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳があり、それらに足を運びました。特に竹の美術館は感激しました。要予約ですが行く価値あります。故保坂紀夫さんの竹アートが展示されており、息子さんが竹アートの詳しい解説、それとは別に、ショールームに展示されていて日本の最高レベルの伝統工芸品の解説も聞けます。

清春美術館もお薦めで武者小路実篤や志賀直哉など白樺派の作家たちの想いに触れれたような気になります。
いい所なのでカフェオープン中の9月中に小淵沢へどうぞ。あるいは来年の夏に。

カフェクールルポ小淵沢店情報

山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3332-1335
白神こだま酵母の朝焼きパンをお召し上がり頂けます。モーニングとランチとスイーツがあります。
営業時間:土〜火(不定休) 8:00〜16:00

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