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富田屋の珈琲新聞

近況報告

第256号
2023.08.01発刊
カテゴリー
暮らし

残り5ヶ月となってしまいました

今年も夏になり、残り5ヶ月となってしまいました。これまでで一番早い7ヵ月だったように感じます。

それもこれも2月末から始まったイモトアヤコさんプロデュースのイモトの珈琲の影響が一番大きいです。最初の頃は全員分、期限内に出荷できるか不安だらけでしたが、富田屋スタッフの就業時間を増やしてもらったり、事前に出来ることはしておくと意外と間に合う事が判明したのです。そして、次第に慣れてきて最近では2月末の1.5~2倍は焙煎&出荷できるようになりました。自分たちでも驚きです。その分、通常の通販からのご注文では数日お待たせする事もありご迷惑をお掛けしており、大変もうしわけございません。

そんなこんな日々ですが、仕事漬けでは良くないと、時折、好きなアーティストのライブに出かけました。今年に入って4月には小川響子さんのヴァイオリンとピアノのコンサート(こちらは子どもは家でお留守番してもらって夫婦でデート)、そして、6月に703号室のライブに行き、7月の朝倉さやさんのライブには5歳児を連れて、さらに朝倉さやさんが好きな母も誘って行きました。生の歌に触れるのはいいですね。ミュージシャン同士の合図を観察したり、ファンの方が曲ごとに手を動かしたり、タオルを振ったりしているのを見て楽しんだり、ファンの方の帽子が電光掲示板で703号室と光っているのを見て「手作りであんなの出来るってすごいなぁ」と感心していました。あ、歌声、音楽に酔うのはもちろんです。

そして、先日、北海道のお客様が奈良に来られた際には一緒のお宿に泊まり、川でカヤック(カヌー)して遊んだり、ミニ洞窟探検して遊びました。自然に触れると気分がスッキリします。いずれはキャンプデビューしたいなと以前から思っていますが、何をどうすれば始めれるのか全く分からない状態です。

2階の図書館&フリースペースも新しい使い方が始まっています。まずは読書会好きのお客様が主催されての月1回の読書会。読書会もいろんなパターンがあるようですが、こちらは好きな本を1冊持ち寄って、その本を他の人に紹介するというものです。初回は5人だけの参加でしたので、とてもこじんまりして和気あいあいと楽しめました。僕は読書会なるものに初めて参加させていただきましたが、最近ハマっている又吉直樹さんの本で「劇場」を紹介しました。この本を紹介する中で「又吉さんのYouTubeチャンネルがあるんですけど」と言うと、ああ「渦(うず)」ね! と運営者の2人もご存知でした。さすがマニアックですね。

もう1つの定期的な使い方は小学校の現役先生が小学生から中学生を対象にボランティア私塾を開催されています。今のところ、2週間に1度程度です。学校で教えたいことだけど、学校ではなかなか時間の制約があって教えることが出来ないことを、自分の時間とお金を使って開催されています。本当に素晴らしい先生でただただ頭が下がります。内容は算数と音読と初期の英語。サイコロを使ってのゲーム感覚の計算やカタカムナという聞いた事のない音読。(でも、とあるお母さんはこれをご存知でかなり先生と盛り上がっておられました)英語はまだほとんどやっていないのでどんなのかは分かりません。あとはいろんなカードゲームも持って来られていて、子ども達はチームごとに作戦を練って頭をフル回転して戦っていました。

このように最近は文化的な使われ方も始まって喜んでいます。しかも、みなさん、「除菌消臭剤、香料、柔軟剤は控えて下さい」ということもイベント募集時に周知して下さって、現在、快適な空間でイベントが開催されています。
自分自身でもいろいろ企画したいところですが、なかなか手が回りません。

さぁ、あと5ヶ月。暑い夏と、寒い冬を全力疾走で駆け抜けましょう。
ときおり休憩を挟んでね。

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