
珈琲定期船とは
珈琲定期船のセブンルール
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1
月替わりの3銘柄のコーヒーをお届け
富田屋のコーヒーを楽しんでいただける月替わりの3銘柄をお届けします!
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2
3銘柄のコーヒーは全て焙煎具合が違います
中浅煎り、中煎り、中深煎り、あるいは中煎り、中深煎り、深煎りなど味や色、香りが似通らないよう季節やコーヒー豆を感じて3銘柄のコーヒーの焙煎具合を変えております。
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3
3銘柄のうちの1銘柄は、
焙煎人自身がこれまで未体験のコーヒーをお入れする珈琲定期船は安全運航だけではありません。冒険し、コーヒー豆のお宝を探すアドベンチャーの精神もお楽しみください!
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4
3銘柄のうち、2銘柄以上は農薬や化学肥料を使わないコーヒー
やフェアトレードのコーヒー、環境に配慮した栽培のコーヒー地球環境に配慮したコーヒーの楽しみ方を富田屋は追及しています。
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5
配送設定は臨機応変に対応いたします
基本的には毎月1度定期的にお送りする珈琲定期船ですがお客様の飲むペースに合わせて配送設定できます。
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6
珈琲定期船の最初の1ヶ月分の売上は災害NGO結さんへ寄付
豪雨土砂災害でお客様が被災され、その時に知った災害NGO結さんへ珈琲定期船の最初の1ヶ月分の売上(送料を差し引いた)を寄付しています。
災害NGO結さんについての詳しい内容はこちら -
7
解約はいつでもできます
お口に合わなかったり、その他の事情で辞めたいと思われた場合、発送予定日の前日までにご連絡いただけましたら即、お辞めいただけます。安心してお試しください。
お送りする銘柄は、富田屋の焙煎人・洲脇大輔に
お任せください。
コーヒーは美味しさの華ひらく時期が種類に
よって異なります。
そして、春夏秋冬それぞれの季節に見事に合う
コーヒーがあります。
銘柄をおまかせいただく以上、
厳選してベスト
なコーヒーを
お届けいたします。
焙煎人洲脇大輔
珈琲定期船がメディアに掲載されました。
- ならぷらマガジンに掲載されました!
- 「読売新聞」に掲載されました!(バイセンマンブログ)
- 「毎日新聞」に掲載されました!(旧バイセンマンブログ)
- 「くるり郡山・高田・橿原・香芝 +北葛城郡・磯城郡・生駒郡」に掲載されました!
- 「奈良のタウン情報誌 ぱーぷる」No.215 2016年1月号に掲載されました!
珈琲定期船のコースは2種類

200g×3銘柄コース(約60杯分)
¥4770 / 月(税込・送料込)

100g×3銘柄コース(約30杯分)
¥2500 / 月(税込・送料込)
クリーミィ(エチオピア) コーヒー豆
【初登場】
2025年10月の珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入に入ります。
2002年の開店以来初登場のコーヒー豆です。
珈琲定期船は未開拓のコーヒーをご乗船者様にご案内する冒険号でもあります。
毎月1種類以上は初登場のコーヒーをお入れしています。
16年以上珈琲定期船にご乗船されている方が多いのは飽きないからかも知れません。
美味しい豆が毎年毎年どんどん蓄積されていくのが珈琲定期船。
気に入った豆、お客さんからの人気のある豆は幾度も登場します。
お客様との意思疎通を大事にしたいと思っています。
生産地概要
〈以下の文章は仕入れ先のTYPICA様より転載しております〉
私たちはメクリアとエリアスと一緒に、四駆の車でグジのウォッシングステーションに向かっている。イルガチェフェとはまた違う自然環境。ゆるやかに隆起した緑の丘と、砂埃舞う赤土のオフロードを交互に走り抜ける。カラフルに塗られた家の壁、川で洗濯をする人、ゆったりと草をはむ牛。そんな光景を目に映しながら、車内でひたすら続く彼らの会話に耳を傾けていた。
その日は週末で、月曜日からカップオブエクセレンスのエントリーが始まるということで、彼らはその話題でひたすら盛り上がっていた。ガタガタ揺れる車の中でずっとしゃべり続けている。エチオピアの言葉で話していたので、私は頭の中で何を話しているか想像していた。「何位になるか楽しみだな」「いくらで売れると思う?」「ゲデブのあの農家はアナエロビックを出すらしいね」「何時間発酵させたんだろう?」きっとそんなことを延々と話しているのだろう。その様子に私は親近感を覚えた。「スタートアップってこういう感じだよね」と。考えること、話し合うことは無限にあり、アイデアは尽きることがない。
このあたりの農家さん
グジ地区はここ数年、特に注目を集めています。グジ地区のベンティ・ネカというケベレ(小さな集落)にあるこのウォッシングステーションは、周辺の700以上の生産者からコーヒーを受け入れています。地域の小規模農家は標高1850mから2100mの土地を所有しています。これらの標高は、北隣のイルガチェフェと比べるとやや低く、このグジの地域は平均して約2℃ほど気温が高いのです。
この気温の違いはコーヒーの味わいに影響を与えていると考えられますが、具体的にどう作用しているのかを断定するのは難しいところです。農業の形態は主に受動的な有機栽培(ほとんど自然林のような環境)であり、小規模農園には120本ほどの木しかない場合もあります。そのため、一つひとつの木に堆肥や落ち葉を行き渡らせることが現実的に可能です。収穫期になると家族総出で収穫を行い、摘み取った後はウォッシングステーションに持ち込む前に農園内で果実を広げて並べます。このとき、完熟したチェリーだけが収穫されるよう丁寧に選別されます。再び、薄い層に並べられたチェリーは徹底的にチェックできるため、完璧に近い仕分けが可能なのです。
インディペンデントな生産者
ウェテアンベラコーヒーは2018年創業のスタートアップである。彼らの創業の背景にはECXの規制緩和がある。2017年にECXのルールが変わり、輸出ライセンスの取得が比較的容易になり、制度上ダイレクトトレードが可能になった。2020年に初のカップオブエクセレンスが開催され、世界中のバイヤーが沸いたことは記憶に新しい。それをきっかけに多くの生産者やサプライヤーが起業した。
代表のメクリアは、元々イルガチェフェのホテルを家族で経営していたが、24年前コーヒービジネスに転向し、小規模生産者からコーヒーチェリーを購入しエクスポーターに提供するサプライヤーを営んでいた。その顧客にはモプラコやBNTなど著名な会社が名を連ね、彼の実力を物語っている。2017年頃、彼はすでにウォッシングステーションを所有し精製や発酵の技術を備えていたので、規制緩和は渡りに船だった。すぐに輸出ライセンスを取得し起業した。
今エチオピアではこうしたインディペンデントな生産者が増えている。数百袋単位など大きなロットが大半を占めるエチオピアだが、これからは中米のように農園名や生産者名が明記されたロットが増えるだろうし、精製方法や品種なども多様化するだろう。
お金、食事、教育
メクリアは長年の経験を通じて小規模生産者と深くつながり、品質の高いコーヒーを手に入れることができる。彼が生産者と信頼関係を築くために大切にしてきたことがある。それは「生産者の生活環境を整えること」だ。
私たちはメクリアが所有する農園の近くにある小学校を案内してもらった。教室を見学していると、こどもたちが私たちの周りを取り囲み、最終的には校庭がいっぱいになるほど集まった。外国人が珍しいのだろう。メクリアは定期的にこの小学校に出資して、教室を増やしたりペンやノートなどの学習用品を提供している。「私は農家にとってこどもの教育が最も重要だと考えているので、この小学校に継続的に出資しています。ほかにも病院を建てたり発電所をつくる計画もあります」とメクリアは語った。
道中私が「農家は何をモチベーションに働いているのですか?」と質問すると「品質が高いコーヒーに対するプレミアムの支払いと、私たちが提供するランチだね」という答えが返ってきた。それは私が期待していた答えと少し違っていた。私は無意識に働く喜びや誇りというような答えを期待していたのだ。「お金や食事以外に何かない?」と尋ねても、メクリアは不思議そうな顔をするのみであった。
エチオピアの人々は振る舞いも服装もエレガントなので、貧しさをあまり感じさせないが、本当にシンプルな暮らしをしている。彼らにとって最も重要なのは、お金、食事、そして教育なのである。私たちはそれらを日々当たり前のように享受しているので、それを働くモチベーションと捉えられない。このギャップは強く印象に残っている。
最強のふたり
ウェテアンベラコーヒーの主要メンバーは、メクリア・メルジアとその妻エナテネシュ、エリアスの三人だ。彼らは首都アディスアベバの中心部にあるビルの四階にオフィスを構えている。イルガチェフェのWote Konga、グジのHambelaにそれぞれウォッシングステーションを持っているので、その二つの地名を組み合わせてWete Ambelaという名前を付けた。
妻のエナテネシュは、十年間モプラコのクオリティマネージャーとして働いていて、取引先だったメクリアと出会った。エリアスはエクスポーターとしてメクリアと仕事をするうちに意気投合して、一緒に起業することを決めたという。
「創業当時から特に苦労したことはありません。なぜなら私たちはお互いの強みを活かしながら、バランス良く仕事ができているからです。メクリアはコーヒーの生産や精製において長年の経験がありましたし、私はもともとエクスポーターで働いていたので、その領域に関してはプロフェッショナルでした。私たちは力を合わせて順調なスタートを切ることができました。うまくいっている秘訣は、お互いの仕事に集中していることでしょうね。メクリアは生産、私は輸出、それぞれの場所で自分の力を最大限に活かして仕事をしています」とエリアスは語る。
メクリアとエリアスの性格は対照的である。メクリアは陽気で大胆なタイプ。車の中でも常に喋っているのはメクリアで、大きな声で豪快にガハハと笑う。そして本当によく食べる。午前中から生肉の刺身やユッケのようなもの、チーズなど、大量のエチオピア料理をぺろりと平らげる。本当にパワフルな男である。
エリアスはその真逆で、冷静沈着、流暢な英語を話し、ひとつひとつ確認するように話をする。ひとり静かにコーヒーをすすり、来訪者である私たちをきめ細かく気遣う。この二人の化学反応が、ウェテアンベラコーヒーを成功に導いているように思えてならない。
その二人を支えるのがエナテネシュである。実は彼女こそがこの会社の社長である。ビジネスウーマンというよりは、明るく世話好きなお母さんという印象の女性だが、裏ですべてを握っているのはエナテネシュであると私は睨んでいる。
エナテネシュはエチオピアの家庭料理に腕を振るってくれた。レストランではなく家に招いてくれたことがとても嬉しかった。私たちはテーブルいっぱいに並べられた手料理を食べながら、いろいろなことを話した。お互いの事業の進捗や、今年の目標について。彼らは今年新たなウォッシングステーションを二つ建てるらしい。去年より今年、今年より来年、お互いに高め合っていく。ロースターさんとも、一年、その次の一年と、時間をかけて積み重ねていく。すでに出来上がった関係性よりエキサイティングで、ワクワクする未来が待っている。空港まで送ってくれたメクリアに手を振りながら、そんなことを考えていた。
「クリーミィ」のネーミングについて
とても甘みがあり、舌触りはしっとりしていて粘質を感じます。
その感覚がとてもクリーミィに感じました。
素直に「クリーミィ」と名付けました。
生産国 | エチオピア |
産地 | Guji / Benti Nenka |
品種 | Heirloom |
標高 | 2250m |
栽培 | 栽培期間中、農薬・化学肥料不使用 |
精製方法 | ナチュラル |
世界一美しい湖より(グァテマラ) コーヒー豆
【初登場】
2025年10月の珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入に入ります。
2002年の開店以来初登場のコーヒー豆です。
珈琲定期船は未開拓のコーヒーをご乗船者様にご案内する冒険号でもあります。
毎月1種類以上は初登場のコーヒーをお入れしています。
16年以上珈琲定期船にご乗船されている方が多いのは飽きないからかも知れません。
美味しい豆が毎年毎年どんどん蓄積されていくのが珈琲定期船。
気に入った豆、お客さんからの人気のある豆は幾度も登場します。
お客様との意思疎通を大事にしたいと思っています。
生産地概要 アティトランについて
“世界一美しい湖”と称されるアティトラン湖はトリマ火山の麓に位置します。アティトラン地域周辺は、ミネラルを多く含んだ肥沃な火山灰土壌、潤沢な降雨量、そして高地の寒暖差の大きい気候などコ ーヒー栽培に恵まれた環境です。アティトラン湖周辺の壮大な火山の斜面でコーヒー栽培は行われています。生産農家の中には、西暦1250年までにアティトラン湖の南、サンティアゴ・アティトラン近くに首都を定めた古代マヤ・ツゥスツイル民族の末裔がいます。伝統文化/生活様式を継承しながら、工芸同様に丁寧なコーヒー栽培を行っています。周辺のコーヒー農家のほとんどはアティトラン湖からの水を精選に使用しており、綺麗な水がコーヒーの品質の保持を可能にしています。生産者から集められたコーヒーは地域の精製所で一括管理されており、品質の安定供給を目指しています。
UnsplashのJose Figueroaが撮影した写真
グアテマラについて
グアテマラは、国土の 70%程度を火山地帯で占める、日本の国土の 3 分の 1 程度の国土を持つ中南米の国です。 (北部はメキシコ、北東部はベリーズ、東部にホン ジュラス、南東にエルサルバドルと国境を接する) 高い山々に囲まれた豊かな火山性土壌でできており、国の南海岸に位置しています。この火山性土壌、つまり火山灰を豊富に含んだ肥沃な土壌がコー ヒーの栽培に最も適しているといわれています。こ の地帯に吹く太平洋熱帯の風は、定期的に温かい空気を送りこみ、それが山脈にぶつかることで雨雲を誘発し、コーヒーの栽培に適したタイミングで適切な量の霧や雨をもたらす複雑な気候となります。高い標高と、この独特な気候と土壌が組み合わさる ことで、品質の高いコーヒーを生産しています。
等級について
グアテマラの珈琲は収穫された標高で7段階の等級 が付けられます。そのなかでもSHB グレードはStrictly Hard Bean(ストリクトリーハードビーン)とよばれ、7段階の最上位、1350m 以上で採れた珈琲に与えられる規格です。高い標高では寒暖差が激し く、植物にとっては厳しい気候ですが、それを乗り 越え結実する珈琲豆は固く引き締まり、風味も凝縮され、より豊かな味わいが現れます。
「世界一美しい湖より」のネーミングについて
世界一美しい湖と言われているアティトラン湖。
その湖の周辺で栽培されているコーヒー。
何かそれだけでも嬉しくなります。
コーヒーの生産地の様子、風景も想像していただければという事で「世界一美しい湖より」と名付けました。
生産国 | グァテマラ |
産地 | ソロラ県サンティアゴ アティトラン |
生産者 | アティトラン地域周辺の小規模生産者 |
品種 | ブルボン,カトゥーラ,カトゥアイ他 |
標高 | 1350-1600m |
栽培 | 農薬・化学肥料不使用 |
等級 | SHB (Strictly Hard Bean) |
精製方法 | ウォッシュト |
実ったよ(ラオス) コーヒー豆
【初登場】
2025年10月の珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入に入ります。
2002年の開店以来初登場のコーヒー豆です。
珈琲定期船は未開拓のコーヒーをご乗船者様にご案内する冒険号でもあります。
毎月1種類以上は初登場のコーヒーをお入れしています。
16年以上珈琲定期船にご乗船されている方が多いのは飽きないからかも知れません。
美味しい豆が毎年毎年どんどん蓄積されていくのが珈琲定期船。
気に入った豆、お客さんからの人気のある豆は幾度も登場します。
お客様との意思疎通を大事にしたいと思っています。
生産地概要
ラオス北部にあるルアンパバーン県は、メコン川流域に位置し、20世紀半ばまではランサーン王国の王都でした。標高は約500〜1,800メートルと地域によって差があり、多くの地域は山岳地帯または丘陵地帯です。雨季と乾季がはっきり分かれたモンスーン気候に属しています。市街地は世界遺産にも登録されており、観光地としても知られています。市内ではメコン川が流れ、山間部にはモン族やカム族などの少数民族が暮らし、焼畑農業などを営んでいます。
森の国
メコン川の中流域に位置する、東南アジア唯一の内陸国・ラオス。ルアンパバーンは、その北部地域にあります。観光地としても有名な街の中心部から、車で30分も走らせると、山々を望む農村部の景色が広がります。
そんなルアンパバーンの山奥には、伝統的な焼畑農法を営む山岳少数民族の人たちがいます。毎朝早くに山へ出かけ、森を拓いた畑で陸稲や野菜を育て、休閑地でキノコや薬草を採り、森の中で狩りをし、草木で布を美しい色に染める。子どもたちは、木を削って作ったコマや手作りのボールで遊ぶ。そんな人々にとって、森は生活そのものでした。
しかしながら、人口増加や貨幣経済の流入により、焼畑はもはや持続可能な農法ではなくなりつつあります。焼畑のサイクルは加速し、森林はゴムやトウモロコシのプランテーションに置き換わり、土が痩せてきています。これまでの、森とともにあった暮らしが変わりつつあるのです。
麻薬ではなくコーヒーを
今回の生豆を仕入れている海ノ向こうコーヒーの現地パートナー、サフロンコーヒー。2006年から、ルアンパバーン地域の小規模農家さんに苗木を配布し、トレーニングやサポートを行うなど、コーヒーの生産に携わっています。
ここは、ケシ栽培のゴールデントライアングルにあたる地域。当時、モン族やガサック族、クム族の人々は、麻薬アヘンの原料となる非合法のケシ栽培を中心に生計を立てていました。
そこでサフロンコーヒーが取り組み始めたのが、木々の日陰で作物を育てる「アグロフォレストリー」という農法を用いたコーヒー栽培でした。日陰でも育つコーヒーによって、森を守りながらケシに代わる現金収入の手段をつくろうとしたのです。
農家さんが栽培可能な範囲でコーヒーの木を育て、収穫されたコーヒーチェリーは、サフロンコーヒーが必ず買い取る。日々のサポートがあるからこそ、農家さんたちは安心してコーヒー栽培に取り組むことができています。
“We believe coffee should not only taste good, it should also do good.” 「コーヒーは、ただ美味しいだけではいけない。なにかの役にも立たないとね。」 これは、サフロンコーヒーが掲げている言葉です。
そんな彼らが大切にしているのは、持続的なビジネスを地域の人たちと一緒につくっていくこと。がたがたの山道を何時間もかけて、日々、農家さんのもとへと足を運んでいます。
実りあるものに
海ノ向こうコーヒーの前身、「メコンオーガニックプロジェクト」として、はじめて生豆の取り扱いを始めた思い出の地。 当時(2017年)、この地域で暮らす山岳少数民族の人たちから 「焼畑のサイクルが加速し、土が痩せてしまう現状を打開できないか?」 「森とともにあった伝統的な暮らしを守れないか?」 といった声を聞きながら、試行錯誤の末に行き着いたのが、アグロフォレストリーによるコーヒー栽培でした。
そこから紆余曲折を乗り越え、2023年、海ノ向こうコーヒーはサフロンコーヒー、そして国連WFPとの連携プロジェクトを開始。 ルアンパバーン地域の約300の農家さんの家庭を対象に、コーヒー栽培を通じた収入向上による、栄養改善の取り組みが始まりました。
このコーヒーは、プロジェクト地域の村周辺から届いたものです。 「マークマイ」は、ラオスの言葉で「実」や「実り」を意味する言葉。現地の人々にも親しまれています。
このプロジェクトが、村の人々にとっても、サフロンコーヒーにとっても、そして海ノ向こうコーヒーにとっても、実りの多いものになるように―― そんな想いを込めて、その名前を付けました。
これから毎年、少しずつ味わいを深めていくコーヒーです。
仕入れ先コメント
国連WFPと取り組んでいる「コーヒージャパンプロジェクト」の対象村を含む、ルアンパバーン県内で生産されたコーヒーです。
昨年は小さな木の実を連想させる味わいでしたが、今年は甘さが乗っていて、小さくて白いコーヒーのお花を思い浮かべてしまうような印象のコーヒーでした。酸味は穏やかで、甘さとのバランスが良く、ほどよく調和のとれた味わいです。
まだまだ若い木や新しいコーヒー農家さんが多く、これからこの味わいが毎年ブラッシュアップされていくことを思うと、楽しみになるコーヒーです。
少し深めのシングルでも、ブレンド使いでも、ミルクを使ったドリンクでも。幅広い使い方ができる一品です。
「実ったよ」のネーミングについて
現地の人にも親しまれている言葉「マークマイ」。
意味は実や実り。
仕入れ先の海ノ向こうコーヒーさんは「マークマイ」と名付けましたが、珈琲の富田屋では分かりやすく、日本語で名付け直しました。
このコーヒーに関わる全ての人に実り多いものになりますようにという意味が込められています。
予祝という言葉があるようにまだ叶っていないけど、先にすでに叶ったかのように「実ったよ」と名付けました。
生産国 | ラオス |
産地 | 北部ルアンパパーン県 |
品種 | カティモール |
標高 | 800-1200m |
栽培 | 栽培期間中、農薬・化学肥料不使用 |
乾燥 | 天⽇乾燥、アフリカンベッド |
精製方法 | ウォッシュト |
たくさんの方に
ご利用いただいています!

奈良県北葛城郡Oさま
「いつも美味しい珈琲をお送りいただきありがとうございます。
以前、お話した掃除ボランティアや、家族や、自営業のパートの方たちと楽しく飲ませていただいています。
仕事終わりにパートの方たちに振る舞うと「これ飲んだら、家帰った時に家事が捗るんよ。」と喜んでもらっています。」
奈良県北葛城郡Oさま 珈琲定期船にご乗船1年1ヶ月目
.
「自家焙煎コーヒー豆通販専門店『珈琲の富田屋』バイセンマンです。
「いつもありがとうございます。
お掃除ボランティアさんへの振舞いコーヒーなどにご利用いただきましてありがとうございます。
そして、その方たちにそんなに喜んでいただけていると知れて本当に嬉しいことであります。
お知らせいただきまして本当にありがとうございます。
「家帰った時に家事が捗るんよ。」最高の一言です。
Oさんの優しい気持ちがたっぷり入ったコーヒーだからそのように言ってもらえると思います。
Oさんに感謝です!」

東京都小金井市Sさま女性
「富田屋さんのコーヒー豆でコーヒーを作るようになって初めて、ドリッパーに挽き豆を入れてお湯をたらすと、たらした瞬間にその場所の豆がふわっと膨らむのだと知りました。もちろん、お湯を注いでいるときにハンバーグみたいに豆全体が膨らむのは、普通の豆でも起きます。でも、最初の2,3滴を垂らしたときに、ふわっと豆が反応してくれるのは、富田屋さんのお豆が初めてでした。初回の定期船のお豆で、この現象に出会った瞬間に、「富田屋さんにお願いしてよかった!」と思ったことを今でも覚えています。
いつも世界各地からの様々な風味のお豆を送っていただき、個性の違いを楽しんでいます。最初の一杯は、いつもネーミングから味と香りを想像して楽しめるというオマケもついていますね。」
東京都小金井市Sさま女性 珈琲定期船にご乗船6ヶ月目
.
「自家焙煎コーヒー豆通販専門店『珈琲の富田屋』バイセンマンです。
いつもは珈琲の富田屋のご利用ありがとうございます。
たくさんの嬉しいメッセージをありがとうございます。
日々楽しんで下さっているご様子が目に浮かぶようです。
喜びながら読んでいました。
コーヒーの粉にお湯を垂らした瞬間に豆が膨らむのは焙煎を時間を掛けてしているのと、新鮮なコーヒー豆で起こる現象です。
あまり新鮮過ぎるとコーヒーの味がぼやけるという方もおられますが、僕はこの優しい味、赤ちゃんの柔肌のような最初のころにしか味わえない味も好きです。日が経つにつれて次第にしっかりした味に変わっていきます。
世界各地の豆、特にアジアのコーヒーなどなかなかコーヒー専門店でも見ない豆も珈琲定期船にはお入れしています。
ネーミングからいろいろ想像していただけるのは本当に嬉しいです。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。」
[自己紹介]
・珈琲の富田屋は2002年に開業の
通販専門の自家焙煎コーヒー豆屋です。
・二度と作れない町、今井町(重要伝統的建造物群保存地区)で
1855年に建てられた蔵を修繕して工房を構えています。
・上質の生豆だけを厳選して取り扱い、
作り置きをせずコーヒーのご注文を受けた後に
焙煎&全国発送しています。
・珈琲定期船は2008年から続く富田屋の看板商品で
お客様の70%以上の方が利用されています。
富田屋はコーヒー初心者の方からのご利用も
心の扉を全開にしてお待ちしております。
↓珈琲定期船の詳細
https://tomitaya.cc/item/subscription/
↓珈琲定期船のセブンルール
https://tomitaya.cc/blog/118/
[メディア掲載]
「毎日新聞」
「読売新聞」
「こだわりバカ (角川新書) 著:川上 徹也」
「塩川恭子と食の学校(サン・スマイル出版部):著:塩川恭子」
「ならぷらマガジン」
「くるり郡山・高田・橿原・香芝 +北葛城郡・磯城郡・生駒郡」(本)
「奈良のタウン情報誌 ぱーぷる」
[珈琲定期船のご愛用者様]
・柴田元幸さん(翻訳家) https://amzn.to/3awFSU6
・ハマダ眼科 濱田恒一さん(医師)
・プレイファームずくなし様 https://playfarm-zukunashi.com/
[ご注意]富田屋は受注後焙煎のため、通販専門となっております。
工房ではコーヒー豆をご購入いただくことができません。
通販専門 自家焙煎のコーヒー豆屋 珈琲の富田屋
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大阪府大阪市Hさま女性
「本日、定期船が着船しました。ありがとうございました。仕事で行き詰っていたので『丁寧なお仕事』を飲もうかと考えましたが、やっぱり『今、手にある幸せ』に感謝だなと思って淹れました。ネーミングでも幸せになれるって素敵ですね!!
今までの飲んだコーヒーで一番あっさりしていました。美味しかったです。
贈ってくれた友人が友達に贈る方が多いと言っていたのでサプライズで幸せを送りたいと思います。」
大阪府大阪市Hさま女性 珈琲定期船にご乗船初月目
「自家焙煎コーヒー豆通販専門店『珈琲の富田屋』バイセンマンです。
この度は珈琲定期船へのご乗船ありがとうございました。
お友達からのプレゼントがきっかけという事で嬉しいです。
贈った側としても珈琲定期船に申し込むぐらい気に入ってもらえると贈り甲斐がありますね。
ネーミングで今日飲むコーヒーを選んでいただけてうれしいです。
『今、手にある幸せ』はまさに、雨の音が聞こえる幸せ、暑く感じる幸せ、ケンカできる幸せ、などなどです。
大変な毎日ですが、このコーヒーを飲むことで『あれ?意外と私って幸せやん!』と気付いていただければと思い、名付けました。
そこにさらに感謝されていて、嬉しい限りです。
今回のサプライズのコーヒーのプレゼント返し、すごい友情というか、愛を感じます。
僕も幸せのお裾分けをいただきました。ありがとうございます。」

大阪府高槻市Sさま女性
昨日第2回目の定期便届きました。
有難うございました。
午後の珈琲タイムに早速封を開けました。
ロンドリーナ農園ブラジルです。開けたと同時に良い香りが広がりました。
わぁ~! なんて良い香りでしょう!
頂いたら又深みのある美味しさで幸せ一杯の珈琲タイムになりました。
主人も最大限の誉め言葉でした。
私達夫婦の好みの味でした。
初めての先月はもの足りなさを感じました。
でも美味しくないと言うのではなく、好みの問題です。
優しい味わいで愛のあるコーヒー豆です。
定期便の楽しみが2回目で分かりました。何がくるかと
言う楽しみと、好みで無くても、又思い切りヒットする豆に
出会える楽しみがあります。
こんな時期ですから小さな楽しみが大きな幸せになります。
珈琲定期船にご乗船中

山形県I様
こちらは本格的な秋がやってきました。朝晩は暖房が恋しいです。
遊佐刺し子のワークショップのため8月末から2週間イギリスに行ってきました。
今回はイギリス中央部を回ってきました。48年前に(ほぼ半世紀)仕事で3カ月間滞在したケンブリッジにも行ってきました。大学の町ですが、観光地としても人気があり、にぎわっていました。
イギリスのコーヒーはどこも不味い。家に帰ってきて一番にやったことは富田屋のコーヒーをいれることでした。
やっぱり美味しいです。ホッとしました。
追加注文です。
中煎りのコーヒーを豆で800グラム、銘柄はお任せいたしますので、よろしくお願いいたします。
ルゥルゥ(225g)を1袋。引き続きデーツを扱っておられるようでうれしいです。
以上よろしくお願いいたします。
珈琲定期船にご乗船
珈琲定期船の詳細
出荷日について
毎月ご指定の週に出荷いたします。
曜日はこちらで決めさせていただきます。
(ご希望がございましたら曜日の指定もしていただけますのでその旨をお伝え下さい。)
発送方法について
郵便受けにお届け
発送は基本的にご不在でもお届けできる方法で発送いたします。
100g×3銘柄コースの場合は『ネコポス』(ヤマト運輸)、
200g×3銘柄コースの場合は『ネコポス』(ヤマト運輸)、『レターパックライト』(郵便局)で発送いたします。
手渡しでお届け
日にち指定・時間指定のある場合、代金引換便の場合、あるいは封筒に入りきらない場合は、『レターパックプラス』(郵便局)、『クロネコ宅急便』(ヤマト運輸)でお送りさせていただきます。
手渡しでお届けご希望の場合は送料分が加算となりますのでご了承くださいませ。
※代金引換便をご希望の方は別途、代引手数料260円を頂きます。ご了承下さい。
お支払い方法について
毎月の自動引落、お届けごとの都度払いなど複数のお支払い方法からお選びいただけます。
珈琲定期船の変更等について
出荷日のご変更・1回見送る・珈琲定期船をやめる、などのご連絡は出荷予定日の1週間前までにご連絡ください。
お電話でのご連絡
0744-22-6530
(受付時間 / 12:00~19:00 土・日・祝日・第2木曜日・第3木曜日・第4木曜日・第5木曜日は休み)
メールでのお問い合わせ
お問い合わせフォームからお受付いたします。
契約期間・ご解約について
契約期間はございませんので、一度だけのご利用でもお辞めいただけます。
珈琲定期船の下船も次回の発送日の1週間前までにご連絡いただけましたら大丈夫です。
まずはお気軽にお試し下さい。
珈琲定期船のお申し込み

200g×3銘柄コース(約60杯分)
¥4770 / 月(税込・送料込)

100g×3銘柄コース(約30杯分)
¥2500 / 月(税込・送料込)