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自家焙煎コーヒー豆通販専門店・富田屋トップページ > バイセンマンブログ > コーヒー > マンデリン コーヒー豆の特徴。3点を押さえておけば人にも話せる。

マンデリン コーヒー豆の特徴。3点を押さえておけば人にも話せる。

マンデリン コーヒー豆の特徴。3点を押さえておけば人にも話せる。

マンデリン コーヒー豆の特徴。3点を押さえておけば人にも話せる。

この記事を読むと、こんな良いコトがあります。

自家焙煎コーヒー豆通販専門店『珈琲の富田屋』バイセンマンです。
・マンデリンの特徴を知ることが出来ます。
・あなたがマンデリンがお好きかどうか分かります。
・他の人にマンデリンのことをちょっと話せるようになります。
押さえておく3つの事とは「マンデリンの語源」「スマトラ式の精製方法」「集中力を高めれる」です。

ちなみに富田屋では「森林にて(インドネシア)」というマンデリンを通販しております。

マンデリンとは?

インドネシア共和国スマトラ島北スマトラ州及びアチェ州(タケンゴン周辺のガヨマウンテン生産地区を除く)で取れるアラビカコーヒーのことを指します。
赤部分が北スマトラ州、さらにその中の赤丸部分がトバ湖です。
その北スマトラ州の北西の端がアチェ州。

マンデリンの語源

バタック族の住居インドネシアのスマトラ島北部の高地に居住している部族、バタック族。
その中のマンデリン系の人たちがコーヒーを栽培していたのでマンデリンと呼ばれています。
メダンの西に位置するトバ湖を故郷としています。
マンデリンコーヒーの名付け親はメダンの輸出業者ということです。
(写真はバタック族の住居)

マンデリンの特徴

トバ湖コーヒー生豆でマンデリンを見たことがある方ならすぐに分かると思いますが、マンデリンの生豆は他の生豆よりも明らかに深い緑になっています。
これは下に書いてある独特の精製方法のためです。

マンデリンも地域によってブランドが確立されており、大きく2つが有名です。
西北端の「アチェ」(約70%)、
島北部のリントン・ニ・フタ地区で栽培される「リントンマンデリン」があります。
他にはトバ湖の湖畔で栽培される「マンデリン・トバコ」などあります。

・アチェ:生豆は大きく、押しつぶされたように割れている事がよくあります。
現地でハンドピックがよくされている場合と、それほどされていない場合があります。
味わいは苦味と甘みの混在したどっしりした印象が多いように思います。
香りは苦さと甘さを感じる重厚な香りです。

・リントン:生豆は他のマンデリンよりも小さく細長いことが多く、ハンドピックもよくされていて綺麗なことが多いです。
味わいはハーブや酸があり、苦みとともにさっぱり感を楽しめるコーヒーが多いように感じます。このタイプの味わいはリントンでしか味わえないです。
香りは頭がスッキリしそうな明るさがあります。
リントン地区のすぐそばがトバ湖です。

[トバ湖]
インドネシアの陸地面積の25%を占めるスマトラ島。その北スマトラ州リントン地区にある、TOBA(トバ)湖は、ほぼ赤道直下に位置し、南北100km、東西30kmの、世界最大のカルデラ湖です。湖面の標高は900m。
カルデラ湖の特徴として、肥沃な火山性土壌であることに加え、湖の周囲一帯は、標高900mから1,800mの高原となっており、まさにコーヒー栽培の適地と言えます。湖からの霧の発生が多く、昼夜の寒暖差が大きいため、世界の中でも優れたコーヒー生産地です。
乾季でも降雨が時折ある気候のため、年間降雨量は2,500-3,000mm。
余談ですが、トバ湖は、「東洋のスイス」とも呼ばれ、国内でも屈指の美しい景観を有し、避暑地や観光 スポットとして人々に愛されています。
(写真はトバ湖)

世界でも珍しいスマトラ方式の精製方法

インドネシアのスマトラ島の一部で行われている方法で、ミューシレージという粘液質の残ったパーチメントコーヒーを十分に乾燥させない状態で脱殻し、その後さらに乾燥させる方法。水分の多い状態で脱殻するため、豆を潰したり、菌の進入によるダメージが発生するリスクがあります。
生豆の色が他の精選方法と異なる独特の深緑色のものとなり、また味わいも特有のものになります。

*スマトラ式
1.果皮と果肉をパルパー(果肉除去機)で除去
2.ミューシレージ(粘液質)のついたままパーチメントコーヒーを乾燥(含水率40〜50%)
3.充分に乾燥させない状態でパーチメントを脱穀(ミューシレージとパーチメントを除去)
4.生豆の状態で乾燥(含水率が11〜13%)
(唯一生豆の状態での乾燥方式)

*スマトラ式(ウェットハルとも呼ばれる)
・酸味は穏やか
・独特の香りと余韻
・濃厚なコク
・インドネシアのスマトラ島の独特の精製法
・唯一生豆の状態での乾燥。

[なぜスマトラ島だけでこの方式が行われるのでしょう。]
収穫期に雨が多いためこの方式になっています。

他の産地では通常、農家から実の状態でコーヒーチェリーが集められ、まとめて精製場(ウェットミルなどと呼ばれる)で処理されます。
スマトラ島の場合は各農家が2の予備乾燥の段階まで自分たちで行います。
予備乾燥の時点ではまだ水分が50%ほど残っていますが、その状態で業者が集荷し、その後の脱殻・乾燥の工程を行います。

乾燥工程が2度に分かれている利点は、それぞれの乾燥工程の時間が短くて済むことです。
収穫期に雨の多いため考え出された精製方法です。

●スマトラ式のメリット
スマトラ式特有の個性的な風味を楽しめる。
●スマトラ式のデメリット
ウェットパーチメントの状態での時間が長く、急激な乾燥となるので、生豆が割けたり、菌が侵入することもあり、品質劣化につながるリスクがあります。

どんな人向きのコーヒーか

苦みのあるコーヒーが好きな方
独特の味わい、クセのあるコーヒーが好きな方
深煎りされることが多いですので、カフェオレ好きの方
タバコとの相性も良いのでタバコを吸われる方

マンデリンの香りには集中力を高める効果がある

杏林大学の古賀良彦教授の実験によって、残念ながらマンデリンの香りにはリラックス効果は無いと分かりました。
ところが、マンデリンの香りには集中力を高める効果があることが分かりました。
6種類のコーヒー+蒸留水=計7種類の香りを嗅いでから、ヘッドホンを装着し、低い音に混じって高い音が聞こえたらボタンを押すという実験です。
ブラジルサントス、マンデリン、ハワイコナは明らかに反応が早かったのです。
集中して勉強や仕事、テスト、スポーツの試合に臨みたいときはマンデリンのホットコーヒーの香りを嗅いでからにすると、良い結果が出るかもしれません。
参考:全日本コーヒー協会

ちなみに富田屋では「森林にて(インドネシア)」というマンデリンを通販しております。

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