大きな粒でも繊細さを備え持つ、一流選手のよう
香り |
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コク |
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甘味 |
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苦味 |
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酸味 |
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- 浅煎り
- 中浅煎り
- 中煎り
- 中深煎り
- 深煎り
爽やかで、クリーンでジューシー。
中浅煎りでこの豆の持ち味を残しています。
原産国 | エルサルバドル |
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- 800g未満のご購入
¥900 /100g(税込) -
- 800g以上のご購入
¥760 /100g(税込) -
リマのパカマラ(エルサルバドル) コーヒー豆の特長
【初登場】
2025年2月の珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入に入ります。
2002年の開店以来初登場のコーヒー豆です。
珈琲定期船は未開拓のコーヒーをご乗船者様にご案内する冒険号でもあります。
毎月1種類以上は初登場のコーヒーをお入れしています。
15年以上珈琲定期船にご乗船されている方が多いのは飽きないからかも知れません。
美味しい豆が毎年毎年どんどん蓄積されていくのが珈琲定期船。
気に入った豆、お客さんからの人気のある豆は幾度も登場します。
お客様との意思疎通を大事にしたいと思っています。
【農園主紹介 フェルナンド・リマ 】
エルサルバドル最大の処理場(日本でいう農協)の役員を務めるフェルナンドさん。自身の農園も多数所有・管理されています。
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《育った環境》
私は14人兄弟の大家族で育ち、父はとても厳格で母も躾に厳しい人でした。
父は医者だったのでコーヒー業は副業の位置づけでした。
とはいえ私の家系は150年前からコーヒー業を始めたので、既に伝統のようなものでした。
私自身も幼い頃から自然が大好きだったのですぐに農園に夢中になり14歳から栽培に関与し、学校終わりにはよく父に農園へ連れられました。
内戦の間も本来は危険だった山間部を訪れては農園を毎日ケアしました。
その頃は夜中銃声が家の外で鳴り響いていましたが朝になれば何事もなかったように普段の生活が営まれていたのを記憶しています。
【当時と今の違い】
昔は価格の乱高下こそあったものの作り方はシンプルでした。
今日は昔では考えられない病気や天候の変化襲い掛かってくるため、日々その変化に対応する力が求められています。
しかし高品質のコーヒーが味で評価される時代に入ったことは喜ばしく、従事していることに満足しています。
スペシャルティコーヒーとの出会いは私の気持ちを高め、良いものを作ればきちんと味で評価されるなんて、以前では考えられないことでした。
BYC(珈琲の富田屋の仕入れ先)のような単独バイヤーとも直接会える機会を与えてくれました。
【やりがいを感じる瞬間】
初めて来日した際に、私のコーヒーを日常的に飲んでくれている日本人のお客様に「あなたのコーヒーを飲んでから概念が変わりました」と言われ、大きな衝撃を受けました。
私の生産する豆が”単なる飲料の原料”という見方から大きく変わったのです。
同時に自分の仕事に大きな誇りを持つことができ、さらに美味しく作りたいと強く思うようになりました。
ご存じの通り、一度美味しいコーヒーを飲むと二度とまずいコーヒーには戻れませんから。
これからも情熱と誇りをもって取り組んでいきます。
【補足】
リマさんの生産するコーヒーは約60%はスペシャルティコーヒーとしての品質を維持し、残りの40%は品質面は達していませんがオーガニック認証は得ています。
品質を高められる農園は改善を加え、味の面で難しい農園はそうした付加価値で補っているそうです。
現地ではリマさん所有の農園と処理場はもちろん、エルサルバドル最大の広大な乾燥処理場も見ることができ、輸出直前の状態までを知ることが出来ます。
【行程】
①12-4月にかけて収穫
②Los Balcanes Micro Millにてパルピング。
⓷発酵槽にてドライ発酵後アフリカンベッドで水分値11%になるまで乾燥
④その後袋に入れて最後の仕上げの処理をクツカチャパ乾燥・出荷場で行う。ここでは最終的に欠点豆の除去や豆のクリーニングを手作業で行う
⑤最後にパッキング(グレインプロや真空)。麻袋にマークを入れ目的地まで出荷
「リマのパカマラ」のネーミングについて。
パカマラというのはパカス種とマラゴジッペ種の交配種のことで、豆の大きさはかなり大きいのが特徴です。
富田屋ではあまり仕入れることが無かった品種でしたが、エルサルバドルへ行って、美味しさ、品質の良さに納得しました。
大好きなリマさんの育てたパカマラなので、そのまま、リマのパカマラと名付けました。
今日も楽しいコーヒーライフをお過ごしください。
※完売の場合は何がお届けされるか分からないハッピーコーヒーが楽しくおすすめです。
生産国 | エルサルバドル | |
地方 | Apaneca (Ilamatepec 山脈) | |
農園名 | Andalucia(アンダルシア農園) | |
産地 | サンタアナ | |
生産者 | フェルナンド・リマさん | |
品種 | パカマラ | |
標高 | 1700m | |
土質 | 火山性フラン粘土 | |
雨量 | 3200㎜/年 | |
平均気温 | 20℃ | |
シェードツリー | ウォールナット、その他原生林 | |
当農園の受賞歴 | カップオブエクセレンス FINALIST 2011 2013 | |
精製方式 | ウォッシュト精製 | |
栽培 | 農薬・除草剤不使用 天然肥料 |
初めて飲んだ時、初めての味わいがしました。
別にとても個性的という訳では無いのですが、不思議ですね。
ジューシーでパイナップルのような果実味も感じます。
パカマラ特有の大きな粒も楽しんでくださいね。

中浅煎り