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自家焙煎コーヒー豆通販専門店・富田屋トップページ > コーヒー豆単品 > 種類から選ぶ > ストレート > ドリップバッグ:重要文化財中橋家住宅(ブラジル)

ドリップバッグ:重要文化財中橋家住宅(ブラジル)

1等賞のコーヒーを飲んで優れた一日を。

ドリップバッグ:重要文化財中橋家住宅(ブラジル)イメージ

香り 4つ
コク 3つ
甘味 4つ
苦味 1つ
酸味 3つ
  • 浅煎り
  • 中浅煎り
  • 中煎り
  • 中深煎り
  • 深煎り

【中浅煎り】深い目の焙煎ですと、このコーヒーの繊細な持ち味が崩れますので中浅煎りにしました。

原産国 ブラジル

ギフト包装をご希望の方 →

¥260(税込)

1個(1杯分) から販売しております。

数量:1杯分 × 

ドリップバッグ:重要文化財中橋家住宅(ブラジル)の特長

【入っている豆が2025年7月28日より変更になります】

これまでエチオピアのコーヒーが入っておりましたが、今後はブラジルのセラードの1等賞(ウォッシュト精製)になります。
どうぞよろしくお願いいたします。

【これまでの寄付額のご報告】

ドリップバッグが出来た時点で個数が確定いたしますので、出来次第、中橋家住宅様へ支援金としてお渡ししております。
正直言って、賞味期限内に完売するか全く保証がないので不安が大きいですが、今のところ、何とかなっております。
こちらのドリップバッグを販売してもよいというお店がございましたら是非とも国指定重要文化財を守るためにもご協力をお願いいたします。

1回目2025年01月08日製造分1020個=51000円(1/14にお渡し)
2回目2025年04月02日製造分680個=34000円(4/23にお渡し)
3回目2025年07月24日製造分500個=25000円(7/30にお渡し)合計110000円

お買い上げいただきました皆様、本当にありがとうございます。

【珈琲の富田屋は2015年に今井町に移転】

まずは、このドリップバッグを作る前の段階から説明させていただきます。
とても長くなると思いますが、大事な事ですので、書かせていただきます。
珈琲の富田屋は2015年に大阪府守口市から奈良県橿原市今井町に移転してきた自家焙煎のコーヒー豆屋です。店構えはなく、今井町内に工房がある自家焙煎店です。受注後焙煎し、通販専門で営業しております。
2015年の移転当初から2022年までは自宅兼工房でコーヒーを焙煎し、全国に発送しておりました。
次第に手狭になり2022年春に国の重要文化財の音村家住宅が1855年に建てた蔵を改修し、そちらに移転しました。

【珈琲の富田屋の所在地が今井町なワケ】

珈琲の富田屋は奈良県橿原市今井町にあります。
今井町を移転先に選んだのは古民家で仕事をして古民家で暮らしたかったからです。
今井町に出逢うまではただ、古民家で生業を続けたいと思っていました。それは大阪の町中や京都にポツンとあってもよかったのです。
ご先祖様のいた岡山にも探しにいきましたし、京都、奈良、滋賀の近江八幡、兵庫のたつの市も見に行きました。ずーっと10年ほど探し続けてようやく今井町を見つけました。
ここは東西600m、南北310mの環濠内に500軒以上の古民家が残る日本でもまたとない町並みです。テレビやCM、映画て撮影しているところをたまに見かけます。こんないい町を感度の高い彼らが見過ごす訳ないでしょう。
古民家を探していた当時はなぜ古民家を探していたのか明確な理由はなかったですが、今は理由が見えて来ました。
やはり、心が落ち着く、時の流れがゆっくりに感じる、木の香りが心地よい、今井町の町の香り(そう、古い木の湿った香り)を感じます。それはそのまま、少なからずコーヒーの味にも反映されていると思います。
ここで吸う空気、町の生活音、小学生の笑い声、2階以上の家がないため広く見える空、お寺や家から香る線香の香り。すべてとは言いませんが、だいたいは心地よいのです。
もし、目の前を車がビュンビュン走っていたり、クラクションや救急車の音がけたたましく鳴り響いていたり、観光客や会社員がひっきりなしに行き交っていたりすると、集中力も途切れ途切れになるでしょう。イライラもするでしょう。じゃあ、コーヒーもトゲトゲするでしょう?
でも、今井町は木はそれほどないのに、朝は鳥の囀りで起きます。
ちょっと田舎です。
歩いて数分で田んぼや畑があり、自転車でも車でも20-40分くらいで明日香村に着きます。
2002年に大阪府守口市で創業して2015年に今井町に移転しました。
本当に移転できて良かったです。住む場所が変わるだけで幸福度が爆上がりしました。

スタッフは統合失調症の方や鬱で落ち込んでいた方、ずっとニートで働いたことのない方、そんな彼ら彼女らが落ち着いて働ける、ほとんど休まず働けるのはこの落ち着いた今井町、奈良県産材の吉野の杉や松、ヒノキで作られた工房が少なからず影響していると思います。
街から脱出すると僕らにとってはいい事だらけでした。
この町を戦国時代の頃から守り続けて来られた今井町民の方には本当に感謝しても感謝しきれないです。
これまでの営みがあったから今があるのです。
この唯一無二の町は今後も日本の宝です。
絶対に残していかないといけないと強く思いました。

【今井町内に9軒ある国の重要文化財】

今井町内にはなんと9軒も国の重要文化財があります。
今西家住宅音村家住宅豊田家住宅中橋家住宅上田家住宅河合家住宅高木家住宅旧米谷家住宅称念寺本堂
これは全国広しと言えど、この密度はなかなか無いと思います。(普通は1軒でもすごい)
9軒ある国の重要文化財のお宅には信じられないことに、ちゃんと人が住まわれています。7~8軒もです。(僕は今井町に来るまで重要文化財に住めるとは知りませんでした)
でも、家の修繕も大変ですし、住み続けるのも家の気密度が低く隙間風も入るので光熱費もバカにならないと聞きました。
こういうことを聞いてしまっては「美味しいコーヒーを作って、売って、儲けて、はい!終わり。」というワケにはいきません。
珈琲の富田屋は会社じゃないけど、会社は社会の公器と言われるように、社会課題を解決していかないとやっている意味がありません。
※さらに県指定文化財が3件、市指定文化財が5件あります。

【課題】

今井町に越してきて、山崎さん(国の重要文化財・音村家住宅ご当主)とお話したり、今西さん(国の重要文化財・今西家住宅ご当主)とお話する中で重要文化財での生活や改修は他の今井町内の古民家よりも大変だという事が分かってきました。山崎さんには家に断熱材が無かったり、すきま風があったりで光熱費がかなりかさむとお聞きしました。そして、道幅が狭いために車に壁を傷つけられたり、樋(とい・とゆ)を壊されたりと、私が2015年に越してきてからでも何度も被害に遭われて、修理をされています。
さらには瓦の葺き替えも近年されて、大変だと仰っていました。
また、今西家住宅へ見学へ行った際にも瓦の葺き替えだけでも驚くほど掛かるとお聞きした記憶があります。
その事をお聞きした時に自分で何か協力できることはないものかと考え始めました。

【国の重要文化財は宝】

国の重要文化財の9軒のお家は今井町の宝です。
いや、観光に力を入れたい橿原市の宝でもあり、奈良県の宝でもあり、やはり、国の重要文化財なので国の宝でもあります。
ですが、その国の重要文化財のほとんどは個人の持ち物です。
住まわれている方の高齢化、後継ぎ問題、大きな改修費問題があり、今後、手放される方もいらっしゃるかもしれません。
今、全国的に海外の方が日本の物件を買っているとよく聞きますが、今井町内でも中国の方が転売目的で物件を購入するというような噂を聞きます。今後、国の重要文化財が海外の人の手に渡り、もし、転売で買い手がつかず、放置されてしまうと家がどんどん傷んで宝が腐ってしまうかもしれません。
ああ、考えるだけで胸が痛くなります。

【ドリップバッグで改修の支援が出来るかも】

その後、自分の事業を通して解決策として浮かんだのは今井町内の重要文化財のドリップバッグを販売し、その売上からの支援です。理由は
・コーヒーがお好きな方が多いこと
・ドリップバッグは賞味期限が長いのでお土産にも良いこと
・デザインで今井町の魅力や重要文化財の魅力をお伝えできること
・小さくて単価が安いのでいろんなお店でも販売できること
などが挙げられます。
勝手に改修の大変さを課題に思い、勝手に支援したいと考えたのでなかなか言い出すことが出来ませんでしたが、2023年、お伝えすることが出来ました。
分かりやすく1つの目安として1つ販売ごとに50円をそのお家の絵が描かれている国指定重要文化財にお渡しできるとします。
その場合、珈琲の富田屋で販売しても、今井町内のカフェや物販店で販売しても1つにつき50円は必ず重要文化財へ入ります。もし重要文化財で販売されるとしましたら1つにつき寄付の50円と販売手数料をお渡しできます。
仮に1年で10000個販売出来ても重要文化財へお渡しできるのは50万円と少額ではあります。が、今後、寄付も受け付けているという旨をドリップバッグに直接書くか、用紙をお渡しすればもう少し貢献できるかもしれません

※絵は中橋家のご主人が描いてくださいました。
※絵の陰影の修正や配置などはマブちゃんにお任せしました。いろいろありがとうございました。
https://www.instagram.com/mabutraman/

【今後】

今井町内には9軒が国の重要文化財、3軒が県指定文化財、6軒が市指定文化財に登録されています。そちらでも大変な思いをされているところがありましたら、今井町の宝を永く守れるお手伝いが出来ればと思っています。

【販売していただいているお店】

今井文庫様(奈良県橿原市今井町)
@imai_bunko

端壮薬品工業様(奈良県橿原市今井町)
@onimimicola

菓子工房ロワジール様(奈良県橿原市今井町)
@kashikoubo.loisir

笑夢空(em.sky)様(奈良県橿原市今井町)
@_._em.sky_._

カフェクールルポ様(奈良県橿原市今井町)
@cafe_courtrepos

カフェクールルポ小淵沢店様(山梨県北杜市小淵沢)
@cafe_courtrepos_kobuchizawa

ギャラリーカフェ narairo様(奈良県橿原市久米町889−1)
@narairocafe

てるうさファーム&キッチン様(大阪府堺市北区宮本町45 野口コーポ 1F)
@teru_usa

やさい菓子工房ココアイ様(奈良県橿原市内膳町5丁目1−13 近鉄八木駅名店街内)
@cocoai_vegesweets_

ココアイ大和高原店様(奈良県天理市福住町8558)
@cocoai_yamatokogen

イノンドカフェ様(奈良県橿原市今井町)
@inondcafe

カフェたまゆら様(奈良県橿原市今井町)
@cafe_tamayura

vieni gatto(ビエニガトー)様
@comeco0bagel

カフェ白檀様(東京都中央区築地1丁目5−4)
@__.cafebar_byakudan

STONES BAKERY様(和歌山県橋本市隅田町中島881)
@stonesbakery

奈良蔦屋書店様(奈良県奈良市三条大路1丁目1−69)
@nara_tsutaya.books

(株)MWV(旧:森脇ビデオ企画)様
@mwv_moriwaki_video

Gallery & Café NOLA様(奈良県橿原市:予約制・不定休)
@cafenola2299

cafe_koperu様(奈良県橿原市白橿町2丁目25-16-1

私のお店でも販売したいなと思っていただけましたら、1個からでも販売いただけますので、お気軽にご相談ください。

このドリップバッグを機に、自分のお店でも文化財保護の支援の商品を作って見ようかなとかきっかけとなりましたらまたそれも嬉しいことです。
本当は国が防衛費などを削って平和のために国の重要文化財を保護に予算を割り振ってもらえれば一番いいのですが。。。

賞味期限2026年01月23日のドリップバッグに使用している豆はセラードの1等賞W(ブラジル)

2022年4月、2023年2月、2024年11月の「珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入」に入っております。
1回の製作ごとに1個当たり50円を中橋家住宅様へお渡ししています。

ちなみに
2026年1月23日賞味期限のコーヒーはセラードの1等賞(ブラジル)です。

珈琲の富田屋では7度目の登場。

2019年5月の「珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入」、
2020年5月の「珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入」、
2021年5月の「珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入」、
2022年5月の「珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入」、
2023年6月の「珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入」、
2024年6月の「珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入」、
に入っています。
2025年7月、中橋家住宅支援のドリップバッグを製作します。

とは言え、すべて一緒の農園ではありません。
各年度のCup of Progressive Cerradというコーヒー品評会で1位になったコーヒーという意味で7度目の登場です。
年に1度のお祭り感覚です。

今回は価格が上がり過ぎて珈琲定期船にはお入れできませんでした。
申し訳ございません。
是非、単品でお買い求めください。

2024 Cup of Progressive Cerrad Washed部門 1位

2024年のCup of Progressive Cerradというセラード地方のコーヒーコンテストの精製方法Washed部門にて1位を獲得したコーヒーです。
収穫、乾燥、コンテスト、寝かせる、出航、入港を経てようやく日本に入ってきました。
長旅お疲れさまでした。

Elesandra Beloni(エレサンドラ・ベローニ)氏の物語

エレサンドラ・ベローニ氏は、1977年にミナスジェライス州の田舎町ギマラニアで生まれ、幼い頃から農業に親しんで育ちました。家族は祖父の代から農園を営み、農業や畜産のさまざまな仕事に携わってきました。1984年、エレサンドラ氏の家族は新たな農場へ移り、そこで本格的にコーヒー生産を始めます。
15歳のとき、兄の突然の死をきっかけに、新たな可能性を求め町へ移りました。しかし、農場は常に心の拠りどころであり、18歳で家族を助けるため再び農場に戻り、農業に従事し始めます。大学では畜産学と農学を学び、農業に関する専門知識をさらに深めました。
2003年にはフェルナンド・ベローニ氏と結婚し、共に新しい技術を取り入れた持続可能な農業の実現に力を注いでいます。現在はAgroBeloniという会社を経営し、コーヒーのほかにもジャガイモ、タマネギ、大豆、小麦など、多品目の農作物を生産しています。
現在、彼らが特に力を入れているのが環境再生型農業。これは土壌の健全性を高め、自然環境と共生していたかつての森林のような生態系を農業に取り戻すことを目指す取り組みです。敷地内に残る原生林の土壌から天然の微生物を採取し、研究所で選別・培養された微生物や菌類とともに活用しています。これらを農作物の土壌に施すことで、土壌環境をより森に近い状態へと回復させています。また、有機肥料も農園内で自ら製造・使用しており、化学肥料や農薬の使用を抑えながら、土壌の改善、生産コストおよびCO₂排出量の削減、生態系バランスの維持に取り組んでいます。こうした微生物を活用した減農薬栽培や再生型農業への取り組みは、環境負荷の低減にとどまらず、コーヒーの品質向上にも大きく貢献しています。
2013年、3人の子どもの育児に専念するため一時的に現場を離れましたが、その間も農場の運営や生産には目を配り続けました。そして2021年、農場に復帰し、コーヒーの品質向上と持続可能な生産の実現に本格的に取り組んでいます。

《 味覚特長》
シロップやキャラメル、チョコレートの香り。
まったりとしたボディ感に優れたブラジルらしい王道の味です。

「セラードの1等賞」のネーミング由来

スバリ、2024年のCup of Progressive Cerradというセラード地方のコーヒーコンテストのWashed部門にて1位を獲得したコーヒーだからです。
そのまま名前は「セラードの1等賞2025W」にしています。
(こちらはウォッシュト精製ですが、ナチュラル精製も仕入れたため、ウォッシュト精製はW、ナチュラル精製はNにします)

普段、珈琲の富田屋で仕入れているお豆さんと、こちらの1等賞のお豆さんの違いは感じられますでしょうか?
もし、いつもの珈琲の富田屋のお豆さんと同じくらいの美味しさと感じられましたら、それは普段の仕入れの品質が良いという事。
もし、普段とは別格のおいしさに感じられましたら、さすが1等賞という事。

※完売の場合は何がお届けされるか分からないハッピーコーヒーが楽しくおすすめです。

生産国 ブラジル
生産地 Minas Gerais州Coromandel ブラジル ミナスジェライス州コロマンデル
生産者 Elesandra Beloni (エレサンドラ・ベローニ)
農園名 Fazenda Horizontina (ホリゾンティーナ農園)
栽培品種 Paraiso

パライーゾは「カツアイ アマレロ×ハイブリッドティモール」の掛け合わせ。
パライーゾの意味はパラダイス(楽園)
標高 1080m
精製処理 ウォッシュト精製
その他 2024年Cup of Progressive Cerrad 精製方法Washed部門にて1位

エチオピアやケニアのような派手さはありませんが、ブルーマウンテンなどのようにバランスがよく、落ち着いた品の良さを感じます。
小説でいえば、ミステリーが好きな方よりも、ほのぼのエッセイが好きな方に合うかもしれません。

ドリップバッグ:重要文化財中橋家住宅(ブラジル)

中浅煎り

ドリップバッグ:重要文化財中橋家住宅(ブラジル)

  • 香り
  • コク
  • 甘味
  • 酸味

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