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富田屋では純粋なコーヒーを楽しんでいただけるよう、ハンドピックによる豆の選定を行っています。富田屋の焙煎したてのコーヒー豆を通販にてご購入いただけます。

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ドリップバッグ:重要文化財音村家住宅(エルサルバドル)

あなたの癒しの1杯が国の重要文化財を救うのだ

ドリップバッグ:重要文化財音村家住宅(エルサルバドル)イメージ

香り 4つ
コク 2つ
甘味 3つ
苦味 1つ
酸味 4つ
  • 浅煎り
  • 中浅煎り
  • 中煎り
  • 中深煎り
  • 深煎り

とてもいいコーヒー。
パワーはないけど、沁み出すような存在感。
深煎りにしては勿体ないです。

原産国 ニカラグア

ギフト包装をご希望の方 →

¥250(税込)

1個(1杯分) から販売しております。

数量:1杯分 × 

ドリップバッグ:重要文化財音村家住宅(エルサルバドル)の特長

【これまでの寄付額のご報告】

ドリップバッグが出来た時点で個数が確定いたしますので、出来次第、音村家住宅様へ1個につき50円を支援金としてお渡ししております。
正直言って、賞味期限内に完売するか全く保証がないので不安が大きいですが、今のところ、何とかなっております。
こちらのドリップバッグを販売してもよいというお店がございましたら是非とも国指定重要文化財を守るためにもご協力をお願いいたします。

1回目2024年07月31日製造分1085個=54250円
2回目2024年10月08日製造分1020個=51000円
3回目2024年12月09日製造分505個=25250円
4回目2025年02月10日製造分495個=24750円
合計3105個分155250円

【珈琲の富田屋は2015年に今井町に移転】

まずは、このドリップバッグを作る前の段階から説明させていただきます。
とても長くなると思いますが、大事な事ですので、書かせていただきます。
珈琲の富田屋は2015年に大阪府守口市から奈良県橿原市今井町に移転してきた自家焙煎のコーヒー豆屋です。店構えはなく、今井町内に工房がある自家焙煎店です。受注後焙煎し、通販専門で営業しております。
2015年の移転当初から2022年までは自宅兼工房でコーヒーを焙煎し、全国に発送しておりました。
次第に手狭になり2022年春に国の重要文化財の音村家住宅が1855年に建てた蔵を改修し、そちらに移転しました。

【珈琲の富田屋の所在地が今井町なワケ】

珈琲の富田屋は奈良県橿原市今井町にあります。
今井町を移転先に選んだのは古民家で仕事をして古民家で暮らしたかったからです。
今井町に出逢うまではただ、古民家で生業を続けたいと思っていました。それは大阪の町中や京都にポツンとあってもよかったのです。
ご先祖様のいた岡山にも探しにいきましたし、京都、奈良、滋賀の近江八幡、兵庫のたつの市も見に行きました。ずーっと10年ほど探し続けてようやく今井町を見つけました。
ここは東西600m、南北310mの環濠内に500軒以上の古民家が残る日本でもまたとない町並みです。テレビやCM、映画て撮影しているところをたまに見かけます。こんないい町を感度の高い彼らが見過ごす訳ないでしょう。
古民家を探していた当時はなぜ古民家を探していたのか明確な理由はなかったですが、今は理由が見えて来ました。
やはり、心が落ち着く、時の流れがゆっくりに感じる、木の香りが心地よい、今井町の町の香り(そう、古い木の湿った香り)を感じます。それはそのまま、少なからずコーヒーの味にも反映されていると思います。
ここで吸う空気、町の生活音、小学生の笑い声、2階以上の家がないため広く見える空、お寺や家から香る線香の香り。すべてとは言いませんが、だいたいは心地よいのです。
もし、目の前を車がビュンビュン走っていたり、クラクションや救急車の音がけたたましく鳴り響いていたり、観光客や会社員がひっきりなしに行き交っていたりすると、集中力も途切れ途切れになるでしょう。イライラもするでしょう。じゃあ、コーヒーもトゲトゲするでしょう?
でも、今井町は木はそれほどないのに、朝は鳥の囀りで起きます。
ちょっと田舎です。
歩いて数分で田んぼや畑があり、自転車でも車でも20-40分くらいで明日香村に着きます。
2002年に大阪府守口市で創業して2015年に今井町に移転しました。
本当に移転できて良かったです。住む場所が変わるだけで幸福度が爆上がりしました。

スタッフは統合失調症の方や鬱で落ち込んでいた方、ずっとニートで働いたことのない方、そんな彼ら彼女らが落ち着いて働ける、ほとんど休まず働けるのはこの落ち着いた今井町、奈良県産材の吉野の杉や松、ヒノキで作られた工房が少なからず影響していると思います。
街から脱出すると僕らにとってはいい事だらけでした。
この町を戦国時代の頃から守り続けて来られた今井町民の方には本当に感謝しても感謝しきれないです。
これまでの営みがあったから今があるのです。
この唯一無二の町は今後も日本の宝です。
絶対に残していかないといけないと強く思いました。

【今井町内に9軒ある国の重要文化財】

今井町内にはなんと9軒も国の重要文化財があります。
今西家住宅音村家住宅豊田家住宅中橋家住宅上田家住宅河合家住宅高木家住宅旧米谷家住宅称念寺本堂
これは全国広しと言えど、この密度はなかなか無いと思います。(普通は1軒でもすごい)
9軒ある国の重要文化財のお宅には信じられないことに、ちゃんと人が住まわれています。7~8軒もです。(僕は今井町に来るまで重要文化財に住めるとは知りませんでした)
でも、家の修繕も大変ですし、住み続けるのも家の気密度が低く隙間風も入るので光熱費もバカにならないと聞きました。
こういうことを聞いてしまっては「美味しいコーヒーを作って、売って、儲けて、はい!終わり。」というワケにはいきません。
珈琲の富田屋は会社じゃないけど、会社は社会の公器と言われるように、社会課題を解決していかないとやっている意味がありません。
※さらに県指定文化財が3件、市指定文化財が5件あります。

【課題】

今井町に越してきて、山崎さん(国の重要文化財・音村家住宅ご当主)とお話したり、今西さん(国の重要文化財・今西家住宅ご当主)とお話する中で重要文化財での生活や改修は他の今井町内の古民家よりも大変だという事が分かってきました。山崎さんには家に断熱材が無かったり、すきま風があったりで光熱費がかなりかさむとお聞きしました。そして、道幅が狭いために車に壁を傷つけられたり、樋(とい・とゆ)を壊されたりと、私が越してきてこの9年でも何度も被害に遭われて、修理をされています。
さらには瓦の葺き替えも近年されて、大変だと仰っていました。
また、今西さんのところへ見学へ行った際にも瓦の葺き替えだけでも驚くほど掛かるとお聞きした記憶があります。
その事をお聞きした時に自分で何か協力できることはないものかと考え出しました。

【国の重要文化財は宝】

国の重要文化財の9軒のお家は今井町の宝です。
いや、観光に力を入れたい橿原市の宝でもあり、奈良県の宝でもあり、やはり、国の重要文化財なので国の宝でもあります。
ですが、その国の重要文化財のほとんどは個人の持ち物です。
住まわれている方の高齢化、後継ぎ問題、大きな改修費問題があり、今後、手放される方もいらっしゃるかもしれません。
今、全国的に海外の方が日本の物件を買っているとよく聞きますが、今井町内でも中国の方が転売目的で物件を購入するというような噂を聞きます。今後、国の重要文化財が海外の人の手に渡り、もし、転売で買い手がつかず、放置されてしまうと家がどんどん傷んで宝が腐ってしまうかもしれません。
ああ、考えるだけで胸が痛くなります。

【ドリップバッグで改修の支援が出来るかも】

その後、自分の事業を通して解決策として浮かんだのは今井町内の重要文化財のドリップバッグを販売し、その売上からの支援です。理由は
・コーヒーがお好きな方が多いこと
・ドリップバッグは賞味期限が長いのでお土産にも良いこと
・デザインで今井町の魅力や重要文化財の魅力をお伝えできること
・小さくて単価が安いのでいろんなお店でも販売できること
などが挙げられます。
勝手に改修の大変さを課題に思い、勝手に支援したいと考えたのでなかなか言い出すことが出来ませんでしたが、昨年、お伝えすることが出来ました。
分かりやすく1つの目安として1つ販売ごとに50円を音村家住宅様にお渡しできるとします。
その場合、珈琲の富田屋で販売しても、今井町内のカフェや物販店で販売しても1つにつき50円は必ず音村家住宅様へ入ります。もし音村家住宅様で販売されるとしましたら1つにつき寄付の50円と販売手数料をお渡しできます。
仮に1年で10000個販売出来ても音村家住宅様へお渡しできるのは50万円と少額ではあります。が、今後、寄付も受け付けているという旨をドリップバッグに直接書くか、用紙をお渡しすればもう少し貢献できるかもしれません。
※絵はmabuさんにお願いしました。
https://www.instagram.com/mabutraman/

【今後】

今井町内には9軒が国の重要文化財、3軒が県指定文化財、6軒が市指定文化財に登録されています。そちらでも大変な思いをされているところがありましたら、今井町の宝を永く守れるお手伝いが出来ればと思っています。

【販売していただいているお店】

今井文庫様(奈良県橿原市今井町)
@imai_bunko

端壮薬品工業様(奈良県橿原市今井町)
@onimimicola

菓子工房ロワジール様(奈良県橿原市今井町)
@kashikoubo.loisir

笑夢空(em.sky)様(奈良県橿原市今井町)
@_._em.sky_._

カフェクールルポ様(奈良県橿原市今井町)
@cafe_courtrepos

カフェクールルポ小淵沢店様(山梨県北杜市小淵沢)
@cafe_courtrepos_kobuchizawa

ギャラリーカフェ narairo様(奈良県橿原市久米町889−1)
@narairocafe

てるうさファーム&キッチン様(大阪府堺市北区宮本町45 野口コーポ 1F)
@teru_usa

やさい菓子工房ココアイ様(奈良県橿原市内膳町5丁目1−13 近鉄八木駅名店街内)
@cocoai_vegesweets_

ココアイ大和高原店様(奈良県天理市福住町8558)
@cocoai_yamatokogen

イノンドカフェ様(奈良県橿原市今井町)
@inondcafe

カフェたまゆら様(奈良県橿原市今井町)
@cafe_tamayura

vieni gatto(ビエニガトー)様
@comeco0bagel

カフェ白檀様(東京都中央区築地1丁目5−4)
@__.cafebar_byakudan

STONES BAKERY様(和歌山県橋本市隅田町中島881)
@stonesbakery

奈良蔦屋書店様(奈良県奈良市三条大路1丁目1−69)
@nara_tsutaya.books

(株)MWV(旧:森脇ビデオ企画)様
@mwv_moriwaki_video

Gallery & Café NOLA様(奈良県橿原市:予約制・不定休)
@cafenola2299

cafe_koperu様(奈良県橿原市白橿町2丁目25-16-1

私のお店でも販売したいなと思っていただけましたら、1個からでも販売いただけますので、お気軽にご相談ください。

このドリップバッグを機に、自分のお店でも文化財保護の支援の商品を作って見ようかなとかきっかけとなりましたらまたそれも嬉しいことです。
本当は国が防衛費などを削って平和のために国の重要文化財を保護に予算を割り振ってもらえれば一番いいのですが。。。

賞味期限2025年8月10日のドリップバッグに使用している豆は「100年後も(エルサルバドル)」

【3回目の登場】
2025年1月の「珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入」、
2023年12月の「珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入」、
2022年10月の「珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入」に入っています。
美味しい豆が毎年毎年どんどん蓄積されていくのが珈琲定期船。
気に入った豆、お客さんからの人気のある豆は幾度も登場します。
お客様との意思疎通を大事にしたいと思っています。

150年前からコーヒーに携わる家系

農園主のフェルナンド・リマさんの家系は150年前からコーヒーに携わられています。
日本でいうと江戸時代末期か明治初期。
相当むかしから続いているという事が分かります。

「一度美味しいコーヒーを飲んだ人は、二度と不味いコーヒーには戻れません。美味しいコーヒーを作り出すことは簡単なことではありませんが、情熱と誇りをもってこれからも取り組んでいきたい。」と語るリマさん。

フェルナンド・リマさん

日本にも何度も来日され、奥様も2016年に初来日して以来、大の日本好きとなり、ご自宅には日本の様々なものを飾るスペースまで作ってあるほどです。フェルナンドさんは温厚で優しく、本当にコーヒー農園で働くことが楽しいのだろうと強く感じさせてくれる生産者です。また労働者への気遣いや配慮も素晴らしく、その様子は清々しいほどです。アクティブな一面もあり、世界中のフルマラソンには多数出場し、トレイルラン、山岳レースにもでも走っているランナーでもあります。

​カップオブエクセレンス国際品評会での常連受賞者ともなっているフェルナンドさんは、土地や気候に恵まれていることも起因しているはずですが、大勢の労働者達からの厚い信頼があるからこそ、品質が上がり、受賞出来ているように感じます。

 

サンタアナの肥沃な土壌と標高の高さから、コーヒーを栽培するには恵まれた土地でもあります。
栽培品種は、リマさんが大好きなブルボン種を主に、パカマラ種、パーカス種、ゲイシャ種、ブルボンナノ種などがあります。ブルボン種は樹齢80年から100年以上の古い樹です。

2024年3月にリマさんの農園を訪れた際、樹齢100年のブルボン種を見て驚きました。
というのもあまりにも普通に生えていたからです。
でも、その幹は他の若い木よりも明らかに太くたくましかったです。(と言っても直径10CMほど)
ここ数年毎年買わせてもらっているサンタエレナ農園100年ブルボン。リマさんに質問すると樹齢100年以上のブルボン種が4~5万本あると聞きました。これには訪れたコーヒー焙煎店の10名が皆驚いてました。

生産工程

- 1-4月にかけて、農園内に2-3か所点在する100年樹から収穫
- 綺麗な水で洗浄後、セラミックの貯水槽にて水に浸す。
- 洗浄後、アフリカンベッドで18日から22日間乾燥させ、理想的な11%になるまで乾燥。
- その後袋に入れて最後の仕上げの処理をクツカチャパ乾燥・出荷場で行う。ここでは最終的に欠点豆の除去や豆のクリーニングを手作業で行う。
- 最後にグレインプロにパッキング、麻袋にマークを入れ、目的地まで出荷。

「100年後も」のネーミングについて。

リマさんの家族が100年以上前から植えて、伐採せずに育てていたコーヒー。
この100年間の物語が脈々と紡がれてきているわけです。
僕たちがコーヒーを買う事でまた1年、歴史物語が刻まれていきます。
そして、「僕は100年後の未来に何を残せるのだろう」と自問しました。
コーヒーを飲みながら、間近の事だけでは無く、遠い未来の事にも思いを馳せたいと思い、「100年後も」と名付けました。
(樹齢100年の樹の前で)

 

生産国 エルサルバドル
地方 Apaneca (Ilamatepec 山脈)
農園名 サンタエレナ農園
産地 サンタアナ
生産者 フェルナンド・リマさん
品種 ブルボン(100年樹)
標高 1700m
精製方式 ナチュラル精製
栽培 農薬・除草剤不使用
化学肥料は開花時期のみ使用

お客様の声

「いつもありがとうございます
さっそく〔100年後も〕をいただきました
香りが良くてとっても美味しいです♪」
奈良県大和郡山市Kさま女性

「今井町の町並みを保存しようされる、富田屋様をはじめ地域の皆さまの心意気に感銘します。
わずかではありますが、協力できれば嬉しいです。
ドリップバッグは急なお客様には重宝します。
富田屋さんの美味しい珈琲で素早くお出しできれば、尚更喜んでいただけることと思います。
宜しくお願いいたします。」
滋賀県大津市Iさま女性

とても繊細でデリケートなコーヒー。
100歳の可愛いおばあちゃん。まるで懐かしの金さん銀さんです。
おしとやかで、愛嬌があって、そこにいるだけでエネルギーがもらえるような。
味わいはほんの少しストロベリーを感じるかな?
クリーミーでキュート。

ドリップバッグ:重要文化財音村家住宅(エルサルバドル)

中浅煎り

ドリップバッグ:重要文化財音村家住宅(エルサルバドル)

  • 香り
  • 甘味
  • 酸味

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1個(1杯分) から販売しております。

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