今回のロットから麻袋のバッグマークをリニューアル。このコーヒーをとりまとめ、届けてくれたアルコ生産者組合で働く女性スタッフや、提携する女性グループの生産者さんにフォーカスしたデザインにしたいというアルコ生産者組合側のアイデアを受け、新しいデザインに一新しました。
左から順に、アルコで農家さんやコレクターさんとのやり取りや輸出のための書類作成などを行っている働き者のププさん、アルコの環境保全部門のリーダーを務め、コーヒー農園とゲストハウスを運営しているしっかり者のエルナさん、アルコの経理のお仕事を担当しているお洒落でお茶目なセルヴィさん、地域の女性生産者グループのリーダーをつとめる優しいおかあさんのスマルニさん。
コーヒーの後は瞑想で締めくくろう。
香り | |
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コク | |
甘味 | |
苦味 | |
酸味 |
- 浅煎り
- 中浅煎り
- 中煎り
- 中深煎り
- 深煎り
【中煎り】
頭がリフレッシュするような素晴らしい香り。
この豆の持ち味を出しつつ、清らかな神々しさを表現できたらと思いました。
原産国 | インドネシア |
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- 800g未満のご購入
¥770 /100g(税込) -
- 800g以上のご購入
¥630 /100g(税込) -
神の永住地より(インドネシア) コーヒー豆の特長
3度目の登場!
2002年に開店して3度目に仕入れたコーヒー豆です。
2021年10月、2023年5月、2024年11月の「珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入」に入っております。
常連さんもご新規の方もどうぞお楽しみください。
美味しい豆が毎年毎年どんどん蓄積されていくのが珈琲定期船。
気に入った豆、お客さんからの人気のある豆は幾度も登場します。
お客様との意思疎通を大事にしたいと思っています。
そして、毎月1種類以上は初登場のコーヒーをお入れしています。
15年以上珈琲定期船にご乗船されている方が多いのは飽きないからかも知れません。
埋もれていた産地。
インドネシアのスマトラ島にあるクリンチマウンテン。標高3,000メートルを超え、現地で「神の永住地」とも呼ばれる美しい山で、国立公園にも指定されています。山の高さも、形もまるで富士山のよう。そのクリンチマウンテンのふもと、標高1,500メートルほどのところでコーヒーが栽培されています。カユアロ地域、カユアロバラット地域、グニュントュジュ地域の3つにまたがる地域一帯がコーヒーの生産地です。霧がかかっているかと思うと青空が顔をのぞかせ、晴れたかと思うと雨が降る、天候の変わりやすい地域です。
スマトラ島では珍しいナチュラル製法の上に、品質がとても高いです。その品質の高さから、アメリカ、ヨーロッパの大手バイヤーからの引き合いも最近多くなってきたとのことです。
年中が収穫期
人々は、山から流れてくる水を農業や生活用水に使い、山の自然の恵みとともに生活を営んでいます。広大なクリンチマウンテンを望むその裾野には、じゃがいもにキャベツ、唐辛子などの農作物と一緒にコーヒーの木が植えられている畑が広がっています。見渡す限り一面に広がるお茶畑も印象的な光景です。この地域では年間を通してコーヒーの収穫が行われます。 「これはあと2か月後に収穫するもの、これは4か月後、これは9か月後かな……」 同じ1本の木に小さな蕾も、花も、みどりの実も、黄色い実も、もうすぐ収穫を迎える赤い実もなる様子はこの土地ならではの様子です。
ALKO生産者組合について
ALKO生産者組合は、460世帯の小農家さんで構成されており、現在全ての栽培面積を足すとおおよそ400haあります。通常の樹間よりも少し広くとり、 2m x 2,5mで栽培しています。シェードツリーにはシナモンや、マンダリンオレンジ、カリアンドラ(Lmatoro豆科)を植えています。剪定も定期的に行っており、コーヒーの栽培管理をしっかりとおこなっている生産地です。彼らの主食は米。そのため米の栽培も盛んに行われており、換金作物としては、コーヒーのほかにスパイスが栽培されています。クリンチマウンテン周辺の山々から流れる水を利用して、農耕し、生活用水として使用しているため、自然林を大切にし守ろうという風土がある地域です。
コーヒー生産で活躍する女性たち
それぞれ0.5ヘクタールから2ヘクタールほどのコーヒー農園を所有し、地域の生産者グループに所属するコーヒー農家さんです。今回は、彼女たちの所属するグループで生産したコーヒーをまとめたロットをつくりました。 タバコをぷかぷかと蒸かしながらおしゃべりに花を咲かせる男性陣のうしろで、せっせと手を動かす女性たちの姿が印象的。きっと、これからもおいしいコーヒーを届けてくれるはずです。
仕入れ先バイヤーさんのコメント
みかんのような甘さのある柑橘系のフレーバーが印象的です。アフターにはインドネシアの人たちがよく食べている「テンペ」という発酵食品のような、発酵感も感じられます。インドネシアで食べた何かの味がする……と、訪問した時のことが思わずよみがえってきました。グレープっぽさも感じるナチュラルらしい味わいです。クリンチで課題だったのが見た目の問題。比重選別とハンドピックをより念入りにしてもらったことで改善しています。
「神の永住地より」のネーミングについて
クリンチマウンテンは山容は美しく、「神の永住地」とよばれています。
そんな素敵な場所で栽培されたコーヒーですので、「神の永住地より」と名付けました。
神々しさが味に染み出ていると嬉しいです。
※完売の場合は何がお届けされるか分からないハッピーコーヒーが楽しくおすすめです。
お客様の声
「5月の定期船に入っていた、神の永住地よりが今までに飲んだことのない味わいだったのでお友達にお裾分けしました。
とても喜んで頂き、ついでにこちらの定期船を申し込まれたそうです。
毎月と言ってもまだ2ヶ月目ですが、違う銘柄が送られて来て楽しみです。
神の永住地よりが売り切れになってました。
是非復活をお願いします。」
千葉県我孫子市Gさま男性
生産国 | インドネシア |
産地 | スマトラ島 南部 クリンチマウンテン周辺 |
生産者名 | ALKO生産者組合と関係する生産者グループの農家さんたち |
品種 | シガラルタン、アンドゥンサリー 他 |
標高 | 1300~1650m |
乾燥 | 天日乾燥及びグリーンハウスでの乾燥 |
精製方法 | ナチュラル |
栽培方法 | インタークロッピング、必要に応じて農薬の使用あり |
豊かな香りで、滑らかな飲み心地。優しく爽やかな味わい。
少しの牛乳にも合います。
飲み終えてから、数分間、目を閉じて神の永住地を想いながら、瞑想すると素敵なコーヒータイムを締めくくれるでしょう。
中煎り