よくあるご質問について
お客様からいただいたご質問をご紹介しております。こちらで解決できない場合は、こちらからお問い合わせください。
品質・味、風味
- 焙煎後、何日程度で発送されますか?
基本的には焙煎してその日に発送いたします。ご注文の種類が多い場合や注文が立て込んでいる場合は前日と当日の2日に分けて焙煎することもございます。
また、ハッピーコーヒーはまれに前日に焙煎したコーヒーになることもございます。
- コーヒー豆にはランクがあると聞いたのですが、
どんなコーヒー豆を販売されていますか? ■ Specialty Coffee スペシャルティコーヒー
■ Premium Coffee プレミアムコーヒー
■ Comercial Coffee コマーシャルコーヒー
で分類することが多いですが、その中で分類すると最高品質とされるスペシャルティーコーヒーに該当するかと思います。
- セール(お得)商品はなぜ安いのでしょうか?
ハッピーコーヒーは焙煎したコーヒーが余るのを防ぐためのシステムです。
富田屋では焙煎のブレを少なくするため最少で1000gの生豆を焙煎します。出来上がりは800gになります。
例えばその日のアンデスコンドルのご注文合計が500gだった場合、300g余ってしまいます。
余りがある場合はこの300gからハッピーコーヒーに使います。
富田屋としてはコーヒー豆が残らないので、大助かりです。お客さんもリーズナブルにお買い求めいただけてお得です。双方が心地よいシステムのつもりです。
そして、同一種類のコーヒー豆を800g以上ご注文いただくと割引しております。こちらも上の理由と同じでコーヒー豆が余らないですので、その恩返しの意味合いです。
- 夏場の配送でコーヒー豆が劣化することはありますか?
例えばお受け取り時にご不在で、5日連続配達に持ち出されているような場合は劣化すると思われます。
ですが通常の配達ですと、ほぼ劣化の心配はございません。もし、ご心配な場合はクール便でも発送できますのでお申し付けくださいませ。
- 同じ銘柄でも販売店やネットで価格に差がありますが品質に違いはありますか?
同じ銘柄でもお店によって品質に差があります。
まず、同じ銘柄という意味がどの程度かという事もあります。例えばA店のキリマンジャロとB店のキリマンジャロでは全く違います。キリマンジャロという銘柄の幅が大きすぎるためです。キリマンジャロの中でもキレマ村とか、モンデュール農園とか範囲が狭くなると品質が近づいてきます。
でも、同じ農園でも精製方法でウォッシュト、ナチュラル、パルプドナチュラルがあります。そこまで同じでも更に農園の区域によって細かく分ける場合もあったりします。
とは言え、全く同じ生豆を使ったとしても、鮮度、味、香り、焙煎機、ハンドピックの有無、など様々なことで品質に差は出ます。お客さんの出されるお金と、買うコーヒーで得られる幸福度が釣り合うかそれ以上ならある意味合格かもしれませんね。
大量焙煎、ハンドピック無し、生豆の買いたたき等すればある程度価格を安くできるかと思います。また、高ければ必ず品質が良いという訳でもありません。目安として100gあたり200円以下では高品質はなかなか望めないかもしれません。
- 濃く、苦味とコクのあるコーヒーでおすすめはありますか?
マンデリンのビルセレクシや、特製ブレンドは苦味とコクがありますのでおすすめします。
苦味といっても顔をしかめるような苦さではありません。
- コーヒー豆の種類や産地、価格の違いで美味しい、美味しくないは分かれますか?
たくさんの国でコーヒーを作っています。
どの地域でもピンからキリまでコーヒーの質に差はあり、不味いコーヒーから美味しいコーヒーまであります。
ブルーマウンテン(ジャマイカ)やハワイコナ(アメリカ)は高価格で知られますが、果たして価格と味が釣り合っているかは微妙です。
ただ、国の中でも地域を細かく分けると美味しいコーヒー作りが盛んな地域はあります。
例えばエチオピアのイルガチャフィ地区のコーヒーは美味しくて価格も高めです。
もしかするとこの産地の裾物もあるかも知れませんが、富田屋では安物のサンプルすら取り寄せたことはありません。
また、高価格で言うとカップ・オブ・エクセレンス(Cup of Excellence)というコーヒー生産国で行われるコーヒー品評会があり、そこで賞を得たコーヒーは高価格です。国際審査員がコーヒーを評価し、オークションで落札されます。インパクトのあるコーヒーが受けるような印象です。
その味作りは主に肥料による味作りとも言えるかもしれません。なぜなら無農薬・無肥料の農園で上位に食い込むのは稀だからです。それなら、あとからフレーバーシロップや化学調味料で味付けしてもいいんじゃないの?と思ってしまいます。
以前は時々取り扱っていましたが、最近はそれほどの興味を示さなくなってきてしまいました。
- 価格が高いものの方が美味しいのでしょうか?
美味しいものが多いと言えますが、絶対ではありません。
- 美味しいコーヒーと美味しくないコーヒーの違いは何ですか?
味で言うとウットリできたり、次のひと口を飲みたくなったり、自然と余韻を楽しんでいたり。
そして、飲んだ後に後味が悪くないことです。後味が悪いコーヒーは水を飲みたくなります。
- 粉に挽いたものと、豆のままとではどちらが美味しですか?
豆のままです。ご自宅で飲まれる前に粉に挽いて飲むのがベストです。
- 少量(エスプレッソ)で飲む場合おすすめはありますか?
よくある苦味のエスプレッソでは、深煎りの特製ブレンドやビルセレクシがおすすめです。カプチーノなどのミルクと合わせるには深煎りがいいと思います。ですが、もっと多様にエスプレッソはお楽しみいただけます。
中煎り、浅煎りでも様々な角度からエスプレッソをお楽しみいただけます。本場イタリアでは南部は深煎りの日本でもよく飲まれているエスプレッソが主流で北部ではけっこう浅い目のあっさりしたエスプレッソが好まれていると言われています。
焙煎
- 焙煎の具合はどのお店でも同じでしょうか?
すべてのお店で違います。焙煎の基本8段階が下記のようにあります。
1、ライトロースト(Light roast)
2、シナモンロースト(Cinnamon roast)
3、ミディアムロースト(Medium roast)
4、ハイロースト(High roast)
5、シティロースト(City roast)
6、フルシティロースト(Fullcity roast)
7、フレンチロースト(French roast)
8、イタリアンロースト(Italian roast)
が、同じフルシティーローストと言っても各店で若干の深さの違いはあります。
また、全く同じ生豆でも焙煎人の好みで違う煎り方がされます。そして、店によって、浅煎りが多い、深煎りが多いなどお店の偏りもあります。富田屋では3~8くらいの範囲です。
- 浅煎りと深煎りは何が違うのでしょうか?
基本的には浅煎りの方が焙煎時間が短かったり、火力が小さかったり、豆の色が明るかったり、味が酸味があったりします。
深煎りになるほど焙煎時間が長くなったり、火力が強くなったり、豆の色が黒っぽくなったり味に苦味が出てきたりします。
挽き方
- コーヒー豆は何か機械が無いと飲めませんか?
機械が無くてもお飲みいただけます。富田屋で粉に挽いてお送りできます。手挽きミルですと手動で電気を使いません。
- 他店の豆を持ち込んでも挽いてもらえますか?
申し訳ございませんが遠慮させていただいております。
理由は他店のコーヒー豆ですと、酸化していたり、品質の悪いコーヒーで異臭を感じるコーヒーかも知れません。
その異臭が富田屋のミルに付いてしまうと、その後、しばらくコーヒーを挽くごとにその異臭がコーヒーの粉についてしまう恐れがあるからです。
また、石などの異物が入っていた場合、ミルを壊す恐れもあります。
- 挽いたコーヒーの粉の販売はされていますか?
はい、販売しております。
- 挽いたコーヒーの粉が多少大きさに違いがあるのですが
均等の方がおいしいですか?
均等の方がおいしいですが、どんなに高性能のミルでも均等に挽くのは不可能です。
個人的には均等な粉で買って2か月目に飲むコーヒーよりもコーヒーを淹れる直前に粉の大小の出来るプロペラ型のミルで挽くコーヒーの方が美味しく感じます。
お店、その他について
- 直接お店でコーヒー豆を買えますか?
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珈琲の富田屋は工房になっております。作業に集中するため店頭販売はなるべくしないようにしております。午前中は焙煎しておりますので、宅配便の配達も午後指定にしています。富田屋は通販専門と書いておりますように、9割以上の方が通販でご購入いただいております。
ご注文をいただいた後にコーヒー生豆を焙煎して、出荷しております。通常のコーヒー豆屋さんのように陳列販売はしておりません。人気のあまりない豆が売れ残るとどんどん劣化していくためです。
とは言え、お近くの方はやはり「直接取りに来たい」という方もおられます。その場合は事前にご注文いただいて、お引き渡しさせていただいております。ややこしいコーヒー豆屋ですが、どうぞよろしくお願いいたします。