みんなの思いもまぜまぜして、持続可能なコーヒー生産が出来ますように。
香り |
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コク |
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甘味 |
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苦味 |
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酸味 |
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- 浅煎り
- 中浅煎り
- 中煎り
- 中深煎り
- 深煎り
【中煎り】優しい味わいで、中深煎りにしようか迷いましたが、中煎りの方が良さを発揮できます。
原産国 | ニカラグア |
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- 800g未満のご購入
¥810 /100g(税込) -
- 800g以上のご購入
¥670 /100g(税込) -
まぜまぜ(ニカラグア) コーヒー豆の特長
【初登場】
2025年5月の珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入に入ります。
2002年の開店以来初登場のコーヒー豆です。
珈琲定期船は未開拓のコーヒーをご乗船者様にご案内する冒険号でもあります。
毎月1種類以上は初登場のコーヒーをお入れしています。
16年以上珈琲定期船にご乗船されている方が多いのは飽きないからかも知れません。
美味しい豆が毎年毎年どんどん蓄積されていくのが珈琲定期船。
気に入った豆、お客さんからの人気のある豆は幾度も登場します。
お客様との意思疎通を大事にしたいと思っています。
急こう配の農園
セルジオ・グティエイレスさんのボルカンシートス農園はとにかく急こう配で、標高が高いです。
ニカラグアで標高1400mはかなり高い方で、農園に入るとヒンヤリしていました。
写真の通り、コーヒーの木が植えてあるところ、結構な斜面です。
写真よりも実際の方が急で、この崖のようなところをピッカーさん(摘み人)は赤い実のたくさん入った重いカゴを背負ってお仕事します。
実際にコーヒー畑へ下りて行ったツアーの仲間は再び上がってくるのに手を貸さないと無理なくらいでした。
グティエイレスさんに「ピッカーさんで落ちた人いるでしょ?」と聞くと、「いない、みんな体感がすごいんだ」と答えてくれました。でも、コーヒー仲間と出た結論は、「落ちても労災もないだろうし、グティエイレスさんに言うのも恥ずかしいから、みんな落ちても隠してるんじゃないの?」でした。とにかく、絶対落ちてるだろうというほどの斜面です。
そんな状況、環境で育ったコーヒー、想像しながらお飲みください。
合成のような空
2024年2月に訪れたニカラグアの空はきれかったですね。
町ものどかでしたし、産業もあまりないので、空気もきれいなのでしょうか。
ペットボトルの水も作れないので海外から輸入しているそうです。
そんなニカラグアで採石場も経営しつつ、コーヒー農園、カフェなども展開するグティエイレスさん。
若くて、エネルギッシュで、熱意があります。
環境に配慮したいというお互いの思い
彼もやはり環境に配慮した栽培をしていて、殺虫剤は使わない、除草剤は使わないなどかなり手間のかかることを徹底しています。
ですが、化学肥料は少し使うのと、サビ病対策のために除菌剤を使います。コーヒー生産者の使う除菌剤は銅を使ったものがほとんどなので安心だと言われているものです。
サビ病は1枚の葉っぱが発生すると農園全体が全滅することもある病気なので、コーヒー生産者にとっては本当に生活を奪われかねない病気です。ニカラグアの標高が高い地域とは言えこれを防ぐためには何らかの対策をしなければなりません。
珈琲の富田屋ではなるべく化学物質を環境に出したくありません。農園付近の土や川、海、などに影響が出てしまうためです。そんな思いがあるので、グティエイレスさんに「化学肥料を使わないものはないでしょうか」とお聞きすると、「ほぼ、完全に化学物質を使用しないクリーンな生産を実践していると断言できます、というロットがある」という事が聞けました。
その中で、点数の高いロットを指定しようとすると在庫が足りないので、もう1つのロットとブレンドして作ってもらう事にしました。
生産者には手間のかかるやり取りと、ブレンドの作業ですが、快く引き受けてくれました。
珈琲の富田屋では1ロットについて3袋とか、5袋程度しか購入できませんが、数ではなく、とにかく飲んで欲しい、そんな熱意が伝わります。
ありがたいです。
こちら側の気持ちも伝えることで、生産者も今後生産するときにここの区画は化学肥料を使わずに作って珈琲の富田屋に使ってもらおうと思ってもらえるかもしれません。
今回のコーヒーに使われている農業資材は、天然(有機)炭素から作られているので、化学的な含有量は多くありません。
真菌病の問題に対しては、葉に錆が発生しないようにする植物から抽出したオイルであるティモレックスゴールド製品を適用しています。
また、これらのロットにはガリナーザ(鳥の糞から得られる有機肥料)が施されました。
「まぜまぜ」のネーミングについて。
農園主のグティエイレスさんがこちらの思いを汲み取り、農園での在庫を確認しながら3袋分を作り上げてくれました。
カツアイ種とパライネマ種をまぜまぜして作られたブレンドです。
今回のコーヒーはこちらからの要望が無ければできなかったコーヒーで、言ってみれば世界に1つのグティエイレスさんのコーヒーになります。
2人の思いも、2種類のコーヒーもまぜまぜして出来上がったので、まぜまぜとネーミングしました。
今日も楽しいコーヒーライフをお過ごしください。
※完売の場合は何がお届けされるか分からないハッピーコーヒーが楽しくおすすめです。
お客様のコメント
募集中
生産国 | ニカラグア | |
エリア | モゾンテ | |
農園名 | Los Volcancitos | |
生産者 | セルジオ・グティエイレス | |
品種 | カツアイ、パライネマ | |
標高 | 1,400~1,750m | |
精製方式 | ウォッシュト精製 | |
栽培 | 除草剤不使用、殺虫剤不使用、ごく微量の化学肥料使用 |
すごい特徴があるとかはありません。
とても飲みやすく、誰とでも仲良くなれる、そんなコーヒーです。
まさにまぜまぜ。
少しグレープフルーツのような柑橘感を感じるかもしれないです。

中煎り