サングラスの下の瞳には「明るさ」と「愛くるしさ」があった
香り | |
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苦味 | |
酸味 |
- 浅煎り
- 中浅煎り
- 中煎り
- 中深煎り
- 深煎り
【中煎り】
程よい酸味と明るい印象、愛くるしさがあります。
中深煎りまで進めない方がいいと判断しました。
原産国 | ペルー |
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¥117(税込)
1個(1杯分) から販売しております。
ドリップバッグ:サングラスの下の瞳(ペルー)の特長
【初登場】
2024年8月の珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入に入ります。
2002年の開店以来初登場のコーヒー豆です。
珈琲定期船は未開拓のコーヒーをご乗船者様にご案内する冒険号でもあります。
毎月1種類以上は初登場のコーヒーをお入れしています。
15年以上珈琲定期船にご乗船されている方が多いのは飽きないからかも知れません。
美味しい豆が毎年毎年どんどん蓄積されていくのが珈琲定期船。
気に入った豆、お客さんからの人気のある豆は幾度も登場します。
お客様との意思疎通を大事にしたいと思っています。
「世界ナゼそこに?日本人スペシャル」に出演の生産者。
中煎り。
自然と人に配慮した栽培。
「世界ナゼそこに?日本人スペシャル」という番組で紹介された高橋さんとその仲間の作るコーヒーです。
エコ栽培し、収穫は手摘み。
2018年の髙橋さん談
「今年は昨年と比べてキレが良いと思います。
今年から、原料に有機JASを付けて来ました。
それが、一番の成長ですかね。」
2019年の髙橋さん談
「今年のクロップは、今までで一番の出来だと思います。
ボディー感も出て、甘味も増しました。
今年は、裏作で収穫量が少ない分良い味が出たかもしれません。」
髙橋さんがおっしゃるように今年のオルキデアは最高です!
花の蜜のような甘みがあり、その余韻が飲んだ後もず~っと続きます。
こんなコーヒーに巡り合えて幸せです。
このコーヒーの栽培地アチャマル村はランの産地という事で、オルキデアは現地語でランの花という意味です。
→世界ナゼそこに?日本人スペシャルのバックナンバー記事
生産者組合APRYSAの取り組み・目標
ペルー国アマゾナス州 PROVINCIA RODRIGUEZ DE MENDOZA にある、コーヒーの小規模零細農家が集まって設立した生産者組合APRYSAの生産者によって生産された、ニュークロップ。
<取り組み・目標>
(ペルー人の女性と結婚し、ペルーに移住したAPRYSA代表髙橋克彦さんより)
アチャマル村周辺で獲れた良質なコーヒーを販売することにより、子供たちの未来・希望・夢の与え続けることに取り組んでいます。
アチャマル村があるアマゾナス州ロドリゲスデメンドウサ市のウアヤバンバ渓谷は、ペルー北部で良質なコーヒーが生産される有名な生産地域です。そして、ヨーロッパ諸国(主にドイツ)が注目しているコーヒー産地です。その中でも、アチャマル村は、昔ながらの製法で生産し、良質なコーヒーを生産しています。私たちは、そのアチャマル村で、更に良質なコーヒーの生産・自然環境保護・公正な取引が同時に達成できるために、「カフェ オルキデア」をアチャマル村周辺のコーヒーで商品化し、日本で紹介させていただいております。
コーヒーは、南北貿易の象徴とされる産品です、南の虐げられる側から北の富める側に輸出する。また、南側は、富を得るために、無秩序な自然破壊を起こしました。しかし、コーヒー栽培は、木陰栽培に より良質なコーヒーを生産することが出来る作物です。ということは、現状の熱帯雨林を保護しながら経 済活動が行える植物です。この特性を活用することにより、自然環境保護と良質なコーヒーを同時に行え るアグロフォレストリーが実現でき、また、良質なコーヒーを生産する事により、生産者側(虐げられる側)の経済的な効果をもたらすことになります。
このコーヒーを通して、人・物・環境に対して、適正に取引することで、持続可能な社会作りの一環
で、生産者協同組合(APRYSA)を設立し、地域の生産者と共に、品質の安定・向上に努め、取引基準
を設け適正で明確な取引、また、雇用を創出し、生産者たちが自立して、自助努力により発展向上し、競争力や差別化ができるように努めております。
また、私たちは、このコーヒーを恵んで頂いた、自然環境・生産者・技術者・消費者すべてに感謝し、
未来を担う子供たちに、誇れる産業にしたいと思っております。
私たちのコーヒーで、皆様に幸せと咲顔が生まれればと、心より願っております。
~カフェ・オルキデアまでの道のり~(髙橋 克彦さん)
私の家内はペルー出身で、家内の実家はコーヒー農家でした、また何故そこでコーヒーを栽培することにしたかというと、何故なら、そこで作られていたコーヒーが美味しくて好きだったので、この好きなコーヒーを適正な価格で取引できれば、生産者たちも生活価値も向上し、日本の消費者も喜ぶんじゃないかと思い、ペルーコーヒーに取り組むと決めました。
また、言うだけじゃなく、自分の手で一緒に皆さまに喜んでいただけるコーヒーを生産しようと決めました。
地元に根差し、地元の人たちとともにいいコーヒーを生産しようと続けております。それが、地元の人達や次世代の若者達に希望も与えられると思い、地場産業として地元の活性化につながればと思っております。
2008 年にコーヒー農園をつくり、初めてティピカ 100%の農園を作りました、しかし、初めての最盛収穫の年2013 年さび病が蔓延して、せっかく作った農園が全滅してしまいました。
全滅イコール 2008年より始めて初めての収穫(収入)がなくなってしまいました。あともう3年~4年収入ゼロでどのように家族を養っていくか悩みました。しかし近隣の農家もほぼ全滅な状態でしたので、2014年より、自分だけでなく、地域の人達と団結して対応していくために、生産者組合‘APRYSA’を発足して、私が代表として活動を始めました。
そこで、私も再起し農園を再度作りました、ティピカ種は、さび病に対して耐性がないので、別の品種で高品質コーヒーを目指せる品種を探して、ゲイシャ種に出会いました。そして、ようやく 2018 年 収穫が出来ました!!
苦節 10 年ようやく自分の農園で自分が管理したコーヒーが出来ました。まだまだ、ゲイシャ種は、果肉が少なく、果肉除去時に種子に傷が多くついてしまったり、まだまだ工夫が必要です。そして、本当に収穫量は少なく、背丈の大きく伸び、収穫効率は悪いですが、まだまだ、風味の成長度合いはあると思いますので、もっと挑戦していきます。
APRYSA は、全部がスペシャリティコーヒーとして生産できるわけではなく、通常品の販売に関しても、相場で取引するのではなく集の力で、より良い品質向上プロジェクトの参加や、各認証を取得し取引条件を交渉できるように、2014 年 15 名で発足しましたが、2018 年には 220 農家の団体まで成長しております。
組合を作ったメリットとしては、スケールメリットを生かし、それぞれの認証取得費用の負担や、社会的信用向上および地元の人達に就職の機会を与えることが出来ました。
地元の農家の若者たちに就職の機会を与えられ、今では、常時8人の若者たちを雇用出来ております。
今は、通常品(認証品コーヒー)とスペシャリティー品を分けて管理できるところまで来ました。APRYSA で働いている全員がカッピングクラスを受講して、全員カッピングしております。カッピングの結果を、各農家にフィードバックして品質向上につなげております。
完熟コーヒーへのこだわり
→ 何とかペルーのおいしいコーヒーを知っていただきたいので、地味ですが、一番いい状態での収穫を目指しております。収穫してから、コーヒーが美味しくなることはないので、この収穫作業が一番最善の状態での収穫にこだわっております。
また、地元の風味を生かし、持続可能な環境との共生を考え、有機栽培を推進しております。
また、フェアートレード認証も取得し、公正な取引をしながら、持続可能な生産体制を考えております。
環境だけを守るのではなく、そこに住む人達も生活価値が持続可能な形で向上しなければ、生活自体が持続可能にならないので、環境とそこに住む人達の環境も配慮して活動しております。
現実として、生活が出来なければ、環境へも配慮ができない状況になりますので、有機栽培の意義を説明し、そして、その栽培で高品質商品の生産をし、生活の安定と向上を考えております。
また、私たちは、このコーヒーを恵んで頂いた、自然環境・生産者・技術者・消費者すべてに感謝し、未来を担う子供たちに、誇れる産業にしたいと思っております。
私たちのコーヒーで、皆様に幸せと笑顔が生まれればと、心より願っております。
株式会社KMC 代表取締役 髙橋 克彦(APRYSA 代表)
「サングラスの下の瞳」のネーミングについて
こちらと同じコーヒーで精製方法違いのウォッシュト精製のコーヒーはスキップらんらんでした。
今回はハニー製法で、味わいが顕著に違います。
同じ人でもサングラスをかけている時と外した時では印象がガラッと変わります。
そして、サングラスの下の瞳が意外とかわいらしいこともよくあります。
こちらのコーヒーは同じ豆なのに精製方法が違うだけでこんなに愛くるしく、明るい印象に感じますので、「サングラスの下の瞳」と名付けました。
※完売の場合は何がお届けされるか分からないハッピーコーヒーが楽しくおすすめです。
品名 | オルキデア |
生産国 | ペルー |
地域 | アマゾナス州 ロドリゲスデメンドウサ |
生産者 | APRYSA |
木の品種 | ティピカ・パチェ・カティモール種混合 |
その他 | 標高:1,200~1,900m |
精製方法 | ハニー精製 |
栽培 | アグロフォレストリー 農薬不使用、堆肥使用 |
※この商品1つにつき10円を原子力発電建設に反対運動している方たちの支援に使います。
他のドリップバッグと合わせて
2010年分は7720円
2011年分は12201円
2012年分は26450円
2013年分は18040円
2014年分は11440円
2015年分は32520円
を祝島千年の島づくり基金へ寄付出来ました。
2016年分は38000円
を大MAGROCK(オオマグロック)へ寄付出来ました。
2017年分は38000円(内訳は下に記載)
・14000円をおしどりマコ&ケンさんに
・14000円を大MAGROCK(オオマグロック)に
・10000円をぶんぶんサポーターズクラブにお送りしました。
2018年分は48000円(半端だったので少し増やしました)(内訳は下に記載)
・20000円をれいわ新鮮組さんに(個人名で)
・18000円を大MAGROCK(オオマグロック)に
・10000円をぶんぶんサポーターズクラブにお送りしました。
2019年分は54200円(半端だったので少し増やしました)(内訳は下に記載)
・24200円を関西よつ葉連絡会に
・20000円を大MAGROCK(オオマグロック)に
・10000円をぶんぶんサポーターズクラブにお送りしました。
2020年分は81000円(半端だったので少し増やしました)(内訳は下に記載)
・26000円を関西よつ葉連絡会に
・25000円を国際環境NGO FoE Japanに
・20000円を大MAGROCK(オオマグロック)に
・10000円をぶんぶんサポーターズクラブにお送りしました。
2021年分は81000円(半端だったので少し増やしました)(内訳は下に記載)
・10000円を関西よつ葉連絡会に
・50000円を国際環境NGO FoE Japanに
・11000円を大MAGROCK(オオマグロック)に
・10000円をぶんぶんサポーターズクラブにお送りしました。
2022年分は87500円(内訳は下に記載)
・15000円を関西よつ葉連絡会に
・50000円を国際環境NGO FoE Japanに
・12500円を大MAGROCK(オオマグロック)に
・10000円をぶんぶんサポーターズクラブにお送りしました。
詳しくは↓
★バイセンマンブログ(寄付について)
同じ生産者の同じ品種のウォッシュト精製のスキップらんらんとは全く違う味わい。
こちらのハニー精製の方が生産量が少なく、貴重なコーヒーです。
コーヒーのいろんな面を感じさせてくれます。
カカオのような印象も感じます。
環境や人に配慮した栽培で、しかも、この美味しさ!
文句のつけようがありません。
中煎り