小さな山へピクニックも良いかも知れません。
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- 浅煎り
- 中浅煎り
- 中煎り
- 中深煎り
- 深煎り
【中浅煎り】
梅雨の時期の湿った気分を少しでも解消できるよう、小ざっぱりとした味わいにしました。
原産国 | ブラジル |
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- 800g未満のご購入
¥770完売 /100g(税込) -
申し訳ございません。2024.08.02、完売いたしました。
- 800g以上のご購入
¥630完売 /100g(税込) -
申し訳ございません。2024.08.02、完売いたしました。
苔茂る山の中(ブラジル) コーヒー豆の特長
【初登場】
2024年7月の珈琲定期船:コーヒー豆の定期購入に入ります。
2002年の開店以来初登場のコーヒー豆です。
珈琲定期船は未開拓のコーヒーをご乗船者様にご案内する冒険号でもあります。
毎月1種類以上は初登場のコーヒーをお入れしています。
14年以上珈琲定期船にご乗船されている方が多いのは飽きないからかも知れません。
美味しい豆が毎年毎年どんどん蓄積されていくのが珈琲定期船。
気に入った豆、お客さんからの人気のある豆は幾度も登場します。
お客様との意思疎通を大事にしたいと思っています。
農園ストーリー
Matas de Minas(ミナスジェライスの森)と呼ばれるCaparaóエリアのSimonesiaでコーヒー生産を行う小規模農家のコミュニティロットで、José CláudioとCreonisio Cláudioの兄弟がコミュニティをまとめています。シモネシアは、豊富な水と肥沃な土壌があることから1855年に入植者により作られた町で、コーヒー生産が主要な産業です。現地の農家は数世代にわたってファミリーでコーヒー生産に従事しており、コミュニティとして恵まれた自然を将来に保全していくことに価値を置いています。
Caparaóエリアは、急峻な山々がそびえ立ち標高のアップダウンが大きく、マイクロクライメットが多くあることが特徴です。湿度はやや高く、ナチュラルの自然乾燥が可能なレベルながら、その乾燥は緩やかに進むため、他地域に比べ酸の強度が高くなる傾向にあります。FAFと共に、収穫現場で生産者とカッピングができるバンを活用しながら、70%近くまで湿度が上昇することのある環境下でのベストな乾燥方法の研究を進めています。
リジェネラティブ・ オーガニック農業への転換を目指す
こちらのコーヒーは年最大1回の殺虫剤/除草剤の使用があります。
歴史上モノカルチャー経済の中心地であったブラジルは、過去からの脱却を目指しながらも他国と比較すると未だ道半ばであり、多くの小規模農家が生活に必要なコーヒー生産を行うには、必要な範囲で農薬を使用せざるを得ないという状況にあるためです。
そんな中、リジェネラティブ・
取り組みの具体例として、以下のようなものがあります。
●殺虫剤不使用を目指した取り組み
・農家の悩みの種であるコーヒーノキの根を食らう線虫を排除するべく、トリコデルマ(trichoderma)やポッコニア(pochonia)といった菌類を主に使った肥料使用する
・Intercropping(間作)で生態系を多様化させることで、その他の害虫の発生もおさえている。例えば、Leaf miner(潜葉虫)に対しては、益虫であるLacewing(アミメカゲロウ)を増やすべく、Lacewingのエサとなる蜜を出す木(Ingaなど)を植えている
●除草剤不使用を目指した取り組み
・コーヒーノキの樹間にギニア(Guinea)という雑草を植えている。ギニアはコーヒーノキの場所に侵食して生長することはなく、またカットした雑草はマルチ(根覆い)として活用し土壌有機物の増加に寄与することができる
今回お届けしているコーヒーを生産する農家さんたちは全員、FAFコミュニティの一員であり、上記の取り組みに賛同し、リジェネラティブ・
※リジェネラティブ・
オーガニック農業を実践した上でさらに前進し、気候変動と戦うために土壌の健康を高めることを優先します。全体論的システムであるリジェネラティブ・オーガニックは、地球、人間、動物の健康で安全な状態が相互に関連すると考えます。真に再生可能な農場とは、複数レベルで健康を回復するものであり、有害な化学物質を使用しません。それがリジェネラティブ・オーガニックの定義となります。
今期のアップデート
今年はブラジルで異例の年であり、すべてのコーヒー産地で通常よりも1〜2か月早く収穫が行われました。エルニーニョの影響で降雨量は前年よりも多く、収穫量は良好である一方、乾燥工程におけるケアには一層の手間がかかったとのこと。
手摘みによるチェリーの熟度は高く、そのトロピカルフルーツのようなフレーバーと比較的繊細な甘さは中米のコーヒーを想起させます。口当たりが滑らかで、冷めるにつれて甘さが増してくる印象で、どのような焙煎でも使い勝手がよいロットだと思います。
「苔茂る山の中」のネーミングについて
今回のコーヒーの産地はとても湿度が高いということです。山の中で湿度が高いと川の近くや日陰の地面には苔がむしています。少し涼しさも感じる、美しい景色でしょう。踏むと土とは違うふわっとした感触、苔の香りも感じますね。
そんなことで「苔茂る山の中」と名付けました。
山の中の苔を想像しつつ、お楽しみいただければと思います。
今日も楽しいコーヒーライフをどうぞ。
※完売の場合は何がお届けされるか分からないハッピーコーヒーが楽しくおすすめです。
生産国 | ブラジル |
地域 | Matas de Minas / Caparao / Simonesia |
生産者 | José Cláudio & Creonisio Cláudio |
生産品種 | Catuai 100% |
標高 | 1100-1400m |
精製方法 | パルプドナチュラル精製 |
乾燥 | パティオ/乾燥台での天日乾燥 |
乾燥時間 | 23-25日間 |
農薬使用 | 年最大1回の殺虫剤/雑草剤の使用あり 有機肥料への切り替えは進めていますが、 窒素については窒素固定を行うマメ科の植物を植えることで対応し |
中浅煎りですが酸味が際立っているわけではありません。
冷めてきてようやくツルンとした酸が光を放ちながら表れて質感も良いです。
香りも優しく柔らかで、上品な香りにくすぐられます。
甘さもあり、乳酸系の味わいも少し感じます。
きっと朝によく合うコーヒーでしょう。
中浅煎り
苔茂る山の中(ブラジル) コーヒー豆
- 香り
- コク
- 甘味
- 酸味
- 800g未満のご購入
¥770完売 /100g(税込) -
申し訳ございません。2024.08.02、完売いたしました。
- 800g以上のご購入
¥630完売 /100g(税込) -
申し訳ございません。2024.08.02、完売いたしました。